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フタ

正直でありたい 感情を素直に表現したい でも、僕はその方法を忘れてしまったんだ 嘘をつくこと 感情を作り上げること をしないと、心が壊れてしまう時があった そうしているうちに、いつのまにか 心を見失ってしまった 身体中探しても見つからない だから、分からないんです 自分の感情が

    • 亡き人と蝉

      息絶えた 屍送る 蝉の群

      • 人間

        昨日、ある1人の人間の解剖が終わった。 目の前にあったのは確実に死体で 僕はその有機体に躊躇なくメスを入れるべきだった 肌を剥がし、脂肪をとり、骨を削り、 その有機体の構成物をみるために、切り開いていく ただの物体でしかないものに僕は見惚れてしまう 死んでもなお私に知を与えるその姿に 生と死についての哲学的問いを投げかける姿に 僕の目の前にあったものはその人が遺した最後の姿 だから、僕は学び、感じ、見惚れ、 その有機体を遺体と呼ぶ意味を知った 人間は面白い この

        • 無題(ラブレター)

          言葉にしたいと思っても、できない感情がある時 君はそれをどう表現するだろうか? 僕は言葉を知らない 誰かに想いを伝える方法を知らない 僕の口から出てくる言葉は余所行きに飾られていて 感情を表すものにあんまりしたくない だから、ずるいかもしれないけど、飾らない勇気を持てるこの場で 言葉にできない感情をできるだけ、言葉に起こしていきたいと思う 僕はずっとあなたについて考えている あなたに抱く感情が何かを知るために きっかけはあなたがバイトを辞める時 僕はあなたと別れるこ

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        記事

          無題2

          あなたの経験からくる感想なんてどうでもいい 事実を述べろよ

          無題2

          感情

          感情というものはずるい 事実の前にあるものは、ただ正しいことであるはずなのに 感情ごときで真実が歪められる 絶対的でもない、移り行く存在なのにも関わらず 感情を尊重しすぎる人間のせいで 感情が真実に変えられる だから、僕は感情がずっと嫌いだった たくさん苦しんで、たくさん失って、 感情を押し殺し、 真実になろうとしたのに、 感情に流される人に傷つけられる だから、僕は人間を辞めようと思った

          感情

          僕の前に人がいる その人はただ立っている あなたの前に人がいる 僕の前にいた人と同じように、僕にはその人はただ立っているようにしか見えない でも、あなたにはその人が纏う風が見えている 同じものを見て、同じものを聞いて、同じものに触れているのに、 あなたを経て、出てきたものたちは、僕から出てくるものより、遥かに美しく、心震わせるものだ あなたという箱が僕は好きだ ずっとそばで見ていたい、触れていたい

          撫子

          これから日記をつけていこうと思う。 誰のためでもないけれど、ただ誰かと繋がっていると思えるこの空間で残したいと思う。 故郷を離れて1週間がたった。 はじめての土地 はじめての下宿 はじめての共同生活 はじめてづくしの日々がはじまった 私は今とある寮にいて、4人で1部屋を共有している キッチンやトイレ、風呂は400人で共有している 400人もいれば、自分のこだわりなんて通用しない 自分がどれほど綺麗にしても、次の日には元通り 自分ではどうにもできない事ばかり できること

          撫子

          無題

          あなたのことを諦めようとするたび あなたは私を惹きつける 私はあなたがあなたであるだけで心を奪われる 海や山のように、あなたはただ存在するだけでいい あなたの中に生きていたいのかもしれない 好きや愛しているで形容できないものを僕にくれた 言葉で表したいけど、言葉じゃ足りない それでも、僕はこの死にゆくものを永遠なるものに置き換えたいと願う

          月光

          少しでもあなたの光を取り込めるのなら 僕は誰かを照らすことができる 闇夜を照らす希望になれる

          僕が僕であること

          誰かと比べた時、僕は未来が想像しにくい道を歩む 同じような人生を歩んでいる人が少ない 大学院を出た後、大学生に戻る人なんて、僕の周りには1人もいない 誰かと違う道を、僕は僕の意思で選んだ 誰にも強制されたわけではない 自分で選んだと思っているから 自分の選択は自分で責任を取る覚悟もできている でも、怖くて、不安になる時がある 誰かと比べた時に、先が見えにくいのはやっぱり怖いし、不安だ 元気な時は大丈夫だけど、心や体が弱ってくると、黒くて、どろっとしたものが僕の中で蠢き始め

          僕が僕であること

          人生の価値

          人生の価値があるものと思えるかどうかは どれだけ心を震わせることができたかだ

          人生の価値

          信じること

          どうか信じてください いつか今やっていることが、夢につながっていることを どうか信じてください いつかあなたの夢が叶うことを どうか信じていください 苦しい時こそ、未来の幸福を どうか信じてください 悩む時こそ、その道に進むこと決めた自分を

          信じること

          大嫌いな人

          大嫌いだ 会話ができないあなたが大嫌いだ 相手のことを配慮しない 頭のおかしな会話をするあなたが大嫌いだ 2度と会いたくない 僕のこれからの人生にあなたは必要ない あなたがこれまでの僕の人生にどれほどもたらしたことがあったとしても 僕はあなたといたくない 感謝すべきだろうけど、無理だ 1万円を対価に、100発顔面殴られてるようなもんだ 顔面ならまだいい、刑事事件にできる でも、心の傷は扱ってくれない 心を傷つけるあなたが大嫌いだ これほど、人を嫌いになったことはな

          大嫌いな人

          過去

          明日が人生最後の日なら 僕は何を思い返すだろう

          誰かに言葉を送りたくなる時がある

          ふと、誰かに言葉を送りたくなる時がある 心の中に思い浮かんだことを、口にしようとして ギリギリで言葉にするのをやめる この言葉を音にすることで、あなたを傷つけるかもしれない この世界には、100%人を傷つけない言葉はなくて 知らず知らずのうちに、僕は誰かを傷つけている だから、言葉にするのが怖い 空想を音にした途端、誰かを傷つける刃物に変わるから でも、僕はこうして言葉を残す 誰かを傷つけるかもしれない言葉を 大勢の人が目にすることができる場で 期待して、待っているの

          誰かに言葉を送りたくなる時がある