誰かに言葉を送りたくなる時がある

ふと、誰かに言葉を送りたくなる時がある
心の中に思い浮かんだことを、口にしようとして
ギリギリで言葉にするのをやめる

この言葉を音にすることで、あなたを傷つけるかもしれない
この世界には、100%人を傷つけない言葉はなくて
知らず知らずのうちに、僕は誰かを傷つけている

だから、言葉にするのが怖い
空想を音にした途端、誰かを傷つける刃物に変わるから

でも、僕はこうして言葉を残す
誰かを傷つけるかもしれない言葉を
大勢の人が目にすることができる場で

期待して、待っているのかもしれない
誰も傷つけない言葉と出会えるその瞬間を

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