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もえそで


春みたいな明るさがちかちかと鬱陶しい。出掛けたさきでは梅の花が咲いていて、車窓から覗いたときシンプルに「きれいだ」と思ってしまったのがいやだった。てかそのあと車は事故ったし(運転手には「ごめーん!」と言われた。レッカー車に釣られる車を見上げてひさしぶりに心からわらうに至る)。スタイルもご機嫌も常に良いわたしだって、腕を切ったり切らなかったりしながら無理やり進んでいる。さいきんはなにも更新できていなかった。小説は書いているけど、2ページ書いて3ページ消している。まだ2月もはじまったばかり。わたしはなにもおわってはいない。奮い立たせる、というか。むりやり座り込まずに立っている。傷がリボンみたいで、まあ別に増えてもどうでもいいかな。最後におおきな花火みたいなそれがやりたかっただけで、小説以外、特にたいせつだったものなんてないですよ。そう言い聞かせてしまうのは、すこし、さみしいことだなとおもうよ。


どっちもはずれの「どーっちだ」みたいだ(大森靖子/非国民的ヒーロー)、トリプルリーチ開けたビンゴカード ヘナヘナになっても握りしめる(ゆっきゅん/隕石でごめんなさい)、当たりでないアイスの棒を 味がなくなるまで噛んでみた(METAMUSE/乙女の心臓)。せいじゃくとかいてしじまとよむ。はやくひとりきりじゃないと思いたくて仕方がないのに、ふたりきりになるとひとりが浮き彫りになる。もうこれはどう足掻いても背負ってゆくべき命題なのだと思う。大学の先生、元気だろうか。


とびらをしめる⁺⊹˚.⋆✦.*꙳⟡˖ ࣪⊹⿻*.·*⑅୨୧⋆✩*:・。゚★*✲゚*。 ♪

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