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母の日に…親思う心にまさる親心

「ママは送らないから」
冷たく娘に言ってしまった。

母の日前日。娘が泊まりに来ました。
GWに帰省したばかりなのに、「ゆっくり過ごしたいんだよね」そう言って。

娘が鼻声だったので、体調が悪いことを悟りました。

4月から働きはじめ、研修の最中。
慣れない環境で精神的にも肉体的にも疲れが出たのでしょう。
夜になると発熱しました。

数日前から自分で体調不良を自覚していたようで病院へ行き、「扁桃炎」と言われたらしいのです。
薬もしっかり飲んでいたのですが、自宅に戻り安心したのかな。
まずはゆっくり眠らせて、水分補給させ、温かいご飯を作りました。

本音は体調が戻るまで自宅で療養させたかったけれど、まだ研修中。休むわけにはいきません。
胸が痛いけど、ひとり部屋でダウンするよりはマシ。母ができることをやってあげようと思いました。

娘は毎日お弁当を作っているので、作り置きのおかずを作って持たせることに。
ひじき煮、大根と豚バラの煮物、ガパオライス。ほとんど煮物です。

栄養ドリンクを夫が買ってきてくれて飲ませたり、のど飴を買ってきたり、幼い頃のようにかまってしまいました。
久しぶりに夫婦で子どもの面倒をみた時間でした。

迷惑をかけると思ってか、「電車で帰る」と言っていた娘ですが、車で送ると伝えると素直にうなずいていました。

でもわたしは部屋までは送れない娘を一人にして帰るのがツラくなるから。

「ママは送らないから」そう言うと、娘は無言でうなずき、夫は「俺行くからいいよ」と言ってくれました。

2人ともわたしの気持ちを瞬時に理解してくれたのでしょう。

自宅を出るとき「この靴、買ったばかりだから靴ずれしちゃって」と苦笑いした娘。そういう娘にわたしは何も言えませんでした。

きっと娘も寂しい思いをこらえて、誤魔化していたのだと思います。

夫が送っている最中、

「体調に気を付けて、仕事頑張ってね。
またゆっくり帰ってきてくださいな。気をつけて帰ってね。」

そうわたしがLINEを送ると

「具合悪くなることなんとなく予想してたんだけど、
ご飯とかいろいろ用意してもらって本当に助かりました…ありがとう」

と娘から返信がきました。

そのLINEを読むと、涙があふれて止まりませんでした。

親思う心にまさる親心

親になって25年目ですが、このことわざの意味を痛感しました。

まだ子離れできないわたしですが、何度も涙して人は強くなる。
わたしもまだまだ伸びしろがあるととらえ、日々過ごします。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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