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「す」Slipknotと破壊衝動的冷菓掬友人について

 今回紹介するのジャンルは昨日の記事でもいじったメタルというジャンルについて語っていきたい。今までの記事ではメロウなバンドや、シティポップ、王道ロックのようなバンドばかりを取り上げてきた。もう、フォロワーさんもそこそこに増えてきたし、音楽面でも変なところを出していってもいいだろう、、の精神で癖(へき)の部分もさらけ出していきたい。そんなところで今日紹介するスリップノットについて

SLIPKNOTの結成は1995年の事。アイオワ州デモインという、それまでは誰にも知られる事のなかった街でこの巨大な怪物は産声をあげる。全員赤のジャンプスーツに、ハンドメイドのグロテスクなマスクを身につける、というスタイル、そして強烈なライヴ・パフォーマンスにより地元では異常なまでの人気を博す。99年デビュー・アルバム『SLIPKNOT』を発表。あらゆるジャンルを飲み込み昇華させ、9人全てが一体となった究極のヘヴィ・サウンドは瞬く間に話題となり、SUMMER SONIC 01出演の為来日を果たすと、直後に2作目『アイオワ』を発表。日本で初登場4位を記録するという快挙を成し遂げる。
3作目、『VOL. 3:(ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)』を04年に発表。オリコン・チャート初登場2位を記録したのを始め、各国で大ヒットを記録。05年のにはSUMMER SONICへの来日を果たした。08年、約4年ぶりとなる、全世界が渇望したニュー・アルバム『All Hope Is Gone』をリリース。このアルバムは世界で驚異的なチャートを記録、ここ日本でも総合チャート2位、アメリカでは全米チャート1位を記録した。
2010年5月、オリジナル・メンバーでもあるポール・グレイが死去。数々の苦難、受難を乗り越え2019年に再始動、8月には6枚目のアルバム『We Are Not Your Kind』をリリースし、2020年3月にKNOTFEST JAPAN 2020でのカムバックが決定している。究極の混沌が再び世界を覆い尽くす… 公式サイトより抜粋

洋楽聴くならメタルを聴くべし 「一周する文化」

 洋楽を聴くならメタルを通ったほうが色んなことを理解できる。それだけは断言できる。

2000年代初頭ロックのその当時の売れ線があるならそれがメタルの時代だった。(今や洋楽ロックが日本で流行る事があるのだろうかというくらいの時代だが、そういう時代があったのだ)

2000年代はそれがメタルのようなダークな音楽にもあたっていた。政治事情的にも時のブッシュ政権、イラク戦争、9.11などアメリカにとっては今にもつながるようなネガティブな要素が蔓延していた。それを音楽でも内包していたように2009年のオバマ政権に移るまでの間の2008に4thを出したまでのスリップノットはメインストリームにいる現役バリバリのバンドであった。台頭してきているHIP-HOPとメタルをうまい具合にかけ合わせたヘビーで乗れるサウンドは全世界でフォローされていった。

この流れを知った上で、今のHIP-HOPなどの台頭してきたシーンと比べると圧倒的に今のほうが「陽」である。音楽シーンなどの文化とは不思議なもので日が暮れない限り陽はのぼってこないのである。一周回ってくる現象と言われているがこの頃はファッションとしても、黒が流行り、スキニーなども流行っていた。古着も流行っていったし、あの頃の原宿に行くとアンダーグラウンドがメジャーとばかりにいかれたファッションの人がたくさんいた。それくらい、情勢としても不安定だったんだろう。

「ギャップ萌え」編

 さあ、こんなスリップノットの9人の中で大好きな人がいる。ミック・トムソンというギターのメンバーだ。マスクは活動する中で全く変わらずそういう所もいさぎが良いところも大好きなのだ。さあ、マスクを見てくれ。

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日本通でも知られる彼に右腕に刻まれたタトゥーを見てほしい、「HATE」を日本語に訳して、「嫌悪」になったらしい笑

身長は2m近くあり、弟と刺し違えるくらいの事件を起こす人なので、絶対にソーシャルディスタンスを100人分くらい保ってほしいような人なのだが。

そんな、ミック・トムソン、大の猫好きなのだ。

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2m級の巨人と猫の対比描写。見たいようで見たくない光景がそこには広がっていることだろう。

人に対して、刃物をさせる人が猫を愛しているというこれ以上のギャップ萌えがあるだろうか。もう、色んなことが重なっているが一時期私はこのミック・トムソンのマスクを買おうか本気で迷っていた。

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今だから突っ込めるが、こんなの夜の自分の部屋に掲げていたらどんなひとんだって自分のことを信用しなくなるだろう。本当にアホだったと思う。

そんな、ミック・トムソンからギターキッズのみんなへ最後の一言だ。

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切り売りパート アイスクリームを掬い続ける友達編

 今になって調べてわかることだが、あの頃のスリップノットはメンバー全体に薬物が蔓延しており、退廃的なイメージと言うか本人たち自身も命を削りながら刹那的に生きてきた。

それと同じような刹那に生き、そして現代的にはほぼ死んだと言っても良いような友達について紹介しよう。

彼をG君としよう。G君は高校からの編入組であった。

顔としてはそこそこに整っており、まあかっこいいと言えるのだが、ヒゲなどの面から基本的な清潔感に欠如しているという印象であった。(この印象は今でも覆されたことはない)

そんな彼だが、社会的にも相当な不適合者であった。

お情けで入学した大学もタバコと風俗、そしてアルバイトを理由に退学。そこから、彼は30そこらののアイスを掬うだけの人となった。

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それだけでも面白い人生であるのに彼には笑いの神様(ボンビー)がついてまわる。

別れた彼女は風俗嬢になり、出会い系で会った見ず知らずの女性に掘られるという快挙をなし遂げたのだ。それだけでも、僕らのヒーローであるのに、彼の探究心は止むことがなかった。

彼は、風俗に一縷の望みを託したのだった。

そして、扉を開けて待っていた女性が彼を掘った女性だったのだ。

と聞いた時にこんなにも笑いの神に愛された人が居たのだろうかと常々思ったものである。いつもなら寝る時間なのに笑いすぎて一時間くらい興奮した記憶がある。

その内容については生々しくて書こうにも筆が進まないので、直接本人に聞いてあげてください。

アイスの味見をする1分間でも、見事にまとめあげてるくらいには練り上げた彼の持ちネタとなっているはずです。アイスは救えても、自分ってのは、中々救えないんですよね!!

では、また。

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