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なぜ重量挙げ?

筋トレというとみなさんどんなトレーニングを想像されますか?

私がフィットネスに目覚めたのはいろいろ理由がありますがそれはまたの機会に😊

私は地元公立高校の事務をしています。環境科学の先生が、個人経営のクロスフィットのジム(ボックスと呼びます)に通ってて「うちの学校の生徒、職員に広めたい!」とクロスフィットの本社へ申請提出後ノンプロフィットで設立したのです。

体操、オリンピック式重量挙げ、有酸素運動みっちりのクロスフィット。クラスは1時間。学校の職員(20〜50歳代)と生徒(9年生から12年生、日本の中学3年から高校3年生)とみんなで汗かいて一緒に運動をこなすのはとても楽しいものです。みんな出来るレベル、持ち上げる重量は違うけど一緒に動きを習って、しんどい思いをして、終わったら「お疲れ様、よーやったね」と労い合うのがとても気持ち良いのです。オリンピックでしか見た事ない吊り輪の運動や重量挙げ、アクロバット的な体操種目プラス有酸素。決して簡単ではありません。

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動きをマスターしたら楽しさも増してきたのでしばらく頑張ってたのですが短時間で何セット出来るか、回数は何回出来るか、というのにだんだん限界を感じてきました。若い世代と一緒だとつい歳を忘れて張り切ってしまいます。「逆立ち腕立てもしたい、ロープも脚使わずに登れる様になりたい」と目標・ゴールが沢山ありすぎてどこから始めたらいいのかわからない状態になってました。その結果か怪我も2、3回しました。50肩も患いましたが理学療法士のところへ通って何とか早く回復させて頑張ってました。

そしてコロナ到来。

学校も休校。私営、公営ジムも一時閉鎖。

全てが止まってしまったのはこの辺りだけではありません。自宅で筋トレできるようアメリカ中こぞって器具をネットで買い始めたので売り切れ状態が続きました。

遅れをとった私は、器具なしで何か自宅でできることはないか?とインスタグラムをいろいろ見ていたら

「3mほどの箒か軽い棒があれば受けれるオリンピックリフティングのコース」というのを見つけました。もともと有酸素運動も苦手で体操の種目にあまり魅力を感じてなかった私は飛びつきました。

ズームでのクラスで多い時は7人いましたが、習えば習うほど奥が深いので私もどんどんハマって行ったのです。コーチはインスタをいろいろ見て選びました。彼女の教え方に脱帽!7人いてもきちんとスクリーンでみんなの動きを見てる。すごいです。受けてほんとによかった🥰重量挙げが‘好き‘から‘大好き‘になりました。

うちの学校、地元で有名な柔道の師匠が体育の教師をしていて放課後生徒と一般市民をまじえた柔道部もあります。柔道家達のトレーニング、ありがたいことに一部は私がプログラムを組んでコーチもさせてもらっているのでもっと勉強したかったのもありました。

なぜ重量挙げ?

一番シンプルな答えは。

誰でも定規を使ったらまっすぐで綺麗な一直線が描けるけれど。

あえて定規を使わずにどれだけ綺麗な一直線が描けるか。を追求、練習するのが重量挙げかな?はっきり言って私変わってます🤣。でも昔から‘みんなと同じ‘、じゃ満足出来ない性格なのではまったんだと思います。

重いものを扱うパワー・リフティングと似てるようで違うところは頭上までバーベルを挙げることです。オリンピック式重量挙げはスナッチ、そしてクリーン&ジャークという2種目です。重いものをいかにタイミングとテクニックを上手く使って早く挙げれるか。器械に座ってウェイト(重り)を動かすのより、床から自力で持ち上げたかった私にはぴったりのスポーツだったのかもしれません。来年のオリンピックで日本のリフター達見て応援してあげてください。😊重量挙げが身近になると思います。

肥満が多いアメリカなので私は「小さくて細い」という印象を与えます。日本ならそれでいいのでしょうけれど私は「でも強いよ!」と言いたい🤣

ほら、リフティング役に立ってます(笑 職場のウォータークーラー用の水タンク交換は私の仕事。でもこれは力の問題じゃなくってコツです。

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もちろん、怪我をできるだけ避けて上達するには、きちんとしたコーチとフォーム、地道な練習は不可欠です。今は沖縄のトレーナーさんの授業を受けてます。

何歳になっても出来るだけ人様のお世話にならないよう、という気持ちと、80歳代の女性でもレイプ、ひったくり、強盗の被害者になる悲しい世の中・場所に住んでいるのでいつか役に立って欲しいな、と思ってゆったりマイペースでやってます。

長い呟き読んでくださって有難うございます💕🙏




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