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【帰国子女教育】文化とアイデンティティ

最近の私のテーマとして
文化とアイデンティティ、というのがあるんですが、
日本人ってどういうわけかidentity(英語のが書きやすい(-_-;)
って言葉・概念というものに疎い気がするんです。

でね、これが
自己肯定感(=self esteem)
の脆さにつながると思うんですよね。
あとね
self reliance(自立)self confidence (自信)
このあたりを突かれると弱いよね、日本人は。
オトナでも子どもでも。

どうして自己が確立しきれないんでしょうね。子どもみたいなオトナが多いよね(まぁ人のことは言えないけども)。
でもそれよりも、もう少し問題は違うところにあったりして。

identityというのは
「自分とはいったい何ぞや」
ということなんだけれども。

それって
「自分が思う自分」
「他人が思う自分」
との狭間で多少なりとも揺れ動くんだよね。
もうちょっと難しい言葉を出すとhybrid identityというのもある。

これは多種多様な文化圏・言葉の違う国で生きてきた人たち(帰国子女もそうね)が、その場所場所で折り合いをつけながら自己に対する見方・考えを表すときに使う言葉・用語になるのかな。

ちょっとややこしいですね。

何が言いたいかというとですね
日本にだけ住んでいる日本人は(やや)自分を信じる力が足りない。
謙遜と言い訳を履き違えることがよくある。

「私は器用ではないので、できないです…」
「僕はそんなに賢くないんで…」

これって謙遜と言い訳、どっちなんでしょうね。

そこに「自己肯定感」という言葉をぶちこんでみましょうか。
むやみやたらと自分を肯定しすぎるとただの勘違い野郎か努力もしないで口ばっかりになっちゃうのでね。注意が必要ですが。

適切な努力と諦めない心。
千里の道も一歩からの精神。
成功体験の数を増やすことが何より大切。

器用でないならできる方法を模索すればいい。
賢くないなら少しでも賢くなる努力をすればいい。

自分を卑下して満足しないで、自分を高めてハッピーになりましょう♪
これこそが「自己肯定感」を感じる秘訣ですよ。

お子様の教育にもつながる大切な思考回路だと思います☆

IMR講師S

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