ストーリーをとめるもの【Joining編】
—Joiningとは
相手と同じリアクションをして、お話が動き出していくのを避けることです。協力的に見えますが、お話がどこへもいかなくなってしまいます。
—Joiningの例
▽あかずきんちゃんでJoiningをしたら
なんて大きな歯をおってるの!おばあさん!
よりよくおまえをたべらるようにさ!
あら、私の歯はあなたと同じくらい大きいのよ、みてて!
▽絵描きさんを見かけて…
「すばらしいですね!私も画家なんですよ。そしてあなたと同じように絵を描いてるんです。一緒にできたらな~」
▽家にどろぼうが来たのをみて…
「あなたは、すばらしい!私はここの宝石を自分で盗んだんだ!だから、私のために、この宝石たちを隠してくれる人をちょうど探していたんだ。」
—子どもたちの感想
▽ファミレスのシーン
「このデミグラスソースおばあちゃん作れるんだよ」
「私も作れるんだ!」
→お話がどこにもいかなくなった。
▽おしゃれな女の子たちのシーン
「このスカーフ、おばあちゃんからもらったんだ。」
「私も同じスカーフをおばあちゃんからもらったよ。」
「え、おばあちゃん一緒なのかな・・・・!?」
→お話の基盤(プラットフォーム)ができるから面白い方向にいきそう。
参考文献:Impro for Storytellers p.118
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