SFハンドブック
岡田斗司夫氏が20代におすすめするSF小説3冊というのがあるようです(10年くらい前にニコニコ生放送で話したものが元であるらしい)。
タイタンの妖女(1959年)
月は無慈悲な夜の女王(1967年)
神の目の小さな塵(1974年)
SF小説の面白いところは「時代の先が読めること」だと言っていて、日本でGoogleやAppleが生まれないのはSF小説を読んでいないからだそうです。
かくいう自分もSF小説はほとんど読んだことがないのでこれを機会に読んでみることにしました。海外古典SFを読むのなら「SFハンドブック」が良いというのでさっそく購入しました。
内容は素晴らしく80年代までのSF小説を網羅しているようです(90年刊行のため)。
SFハンドブック(@90年)オールタイムベスト
80年代SFはサイバーパンクの時代で「ニューロマンサー」だけで良いようなので(乱暴すぎる?)、それ以前を中心にKindleハヤカワセールでちょくちょく買い求め、無事「積ん読(詰ん読?)リスト」が完成しました。
夏への扉(1956年)
不動のナンバーワン。
宇宙の戦士(1960年)
※旧訳版をチョイス。
月は無慈悲な夜の女王(1967年)
機動戦士ガンダムの元ネタ二冊。
幼年期の終り(1953年)
PS4の名作ブラッドボーンの元ネタ。「幼年期の始まり」というトロフィーがあります。話もなんとなくそれっぽい(そうでもない?)。
太陽系最後の日(短編集)
※幼年期の終りの原型「守護天使」のために。
われはロボット(1950年)
ソラリス(1961年)
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(1968年)
火星年代記(1950年)
華氏451度(1953年)
ブラッドベリ二冊。
タイタンの妖女(1959年)
爆笑問題の太田光氏は会社の名前にするほどこれが好きらしい。
虎よ、虎よ!(1956年)
※Kndle版はないようです。ぬばたまの夜の森に燦爛(さんらん)と燃え。
星を継ぐもの(1977年)
※Kindle版が新発売のようです。
ニューロマンサー(1984年)
サイバーパンクの原点。これが読みたかった。
一九八四年(1949年)
※Kindle Unlimitedで読めるグーテンベルク版。
結晶世界(1966年)
※Kndle版はないようです。
未来からのホットライン(1980年)
シンエヴァのサブタイトル。「三度目の正直」というようなニュアンス。
あなたの人生の物語(1998年)
映画「メッセージ」原作。宇宙船が「ばかうけ」そっくり。
三体(2019年)※日本語版の発売年。
円 劉慈欣短篇集(2021年)※三体の作者の短編集。
三体は今読んでいますが(Kindle本を片手におためしのAudibleを1.5倍速で聴いています)正直おもしろさがよくわかりません。半分以上読まないとわからないらしい。漢字が多くて人物名が全然頭に入ってこない…。音読はやっぱり遅いですね。こりゃ大変だ…。
あとはただ読むだけです。そう、ただ読むだけです(二回言った)。
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