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ばらの香り

川崎市にある市営の生田ばら苑に来た。
無料なのに春は805種、3296株が咲くらしい。

本当に多様なばらがあり、1時間のボランティアガイドの説明を受けながら廻ったことで、自分だけで廻るよりも、深く学ぶことが出来て楽しめた。

野生のばらを交配させ新しいばらをどんどん作っていき、幾多の品種が出来、現在も増え続けている訳だが、それに使用されている原種のばらはわずか10種類とのこと。

春にしか咲かない一季咲き、何度も咲く四季咲き、不定期に咲く返り咲きというものもあり、花の大きさや香り、つるを使用するか自立型かもあり、本来のばらの多様性もすごいが、人間の交配によるばらに対する情熱もすごい。
過去の人々の情熱によって、多種多様なばらを楽しめるので感謝したい。

それぞれのばらに名前と香りの種類、作成者や会社の名前、年も書かれており、参考になった。

ボランティアによって維持されているのだが、多くの方が高齢で5年後が心配だとのこと。

十分有料にしても人が集まると思うので、やりがい搾取に頼らない運営をしても良いと感じた。

また、来年の春を楽しみにしたい。

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