カレン

「推しは推せるときに推せ」

カレン

「推しは推せるときに推せ」

最近の記事

本気の葛藤

「お前、本気で何かを頑張ったことあんの?」 姉の一言が、わたしの心に突き刺さった。 生まれたときから、親が敷いたレールに乗って24年。わたしは今まで、本気で何かを頑張ったことがあっただろうか。 思い返してみれば、先輩に、先生に、上司に、言われたことだけをこなしてきた人生だった。それでいいと思ってた。 「みんなとは違う」とみんなが思っている。「普通」が嫌なのは普通だけ。 ステージ上にいる大好きなアイドルが羨ましかった。ただステージに出てきただけで、華やかになる。ちょっ

    • ヤングアダルト

      当たり前を当たり前として受け止めることは悪か。 平凡な日々の積み重ねは奇跡か。 幸せとは何か。自由とは何か。 今日までの歩み方に悔いはないか。 正解のない無数の問いに頭が埋め尽くされる夜がある。 数ヶ月前までの私は、すごく焦っていた。何かに追われていた訳ではない。ふと自分の生き方と向き合ったせいだ。 普通の人生。 思い返してみれば、重大な局面もあったはずなのに。懸命に取り組んできたはずなのに。 俯瞰でみると、とてつもなく普通。 よくいる女の人生。 なに不自

      • ただの366日目

        1年の締めくくりに、世間は張り切っている。 テレビでは長時間の生放送や特番、お茶の間では久々に揃う家族を労うように、キッチンから慌ただしい音が聞こえる。 コロナ禍でどんよりした1年の中でも、日本全体が少し明るく、楽しい時間になっている気がした。 それがしんどかった。 漂う陽の雰囲気に飲み込まれそうな自分が怖かった。 これでまた1年が終わってしまう。 SNSに溢れる『2021年の振り返り』には、中身のあるようでない平凡な出来事を時間列で並べているだけだった。 結局

        • 「イルカも泳ぐわい。」

          布団に入りながら本を読むなんて何年ぶりだろう。 朝と活字が苦手な私に、読書をするための早起きをさせた本。 タイトル「イルカも泳ぐわい。」 著者は、お笑い芸人「Aマッソ」というコンビのツッコミ担当、加納愛子さん。 この本の何がいいって、エッセイの短編集だから1つ1つがすぐ読み終わる。その手軽さ故に、わたしの活字克服キャンペーンに取り入れられたのだ。 本を読み始めて数分で、この選択は間違いじゃなかったと思った。 パワーワードの宝庫。いちいち面白い言葉の言い回しに、毎回

        本気の葛藤

          3時のヒロイン麻貴ちゃんがすきだ!

          最近、3時のヒロイン福田麻貴ちゃんにどハマりしているけど、なんでだろうと考えたんですよ。 そしたら気づいた。 わたしは、麻貴ちゃんの「生き様」がすきだ。 彼女の異色の経歴から滲み出る「野心」がすきだ。 自分にはないものをたくさん持っている。 それは「面白さ」だけじゃない。 「情熱」「行動力」「賢さ」「ストイックさ」「真面目さ」「エトセトラ」 夢に向かって毎日を一生懸命に生きてるひとってまじですげえ。 努力してる人は輝くって彼女自身が体現してる。むり。まぶしい。 わたしな

          3時のヒロイン麻貴ちゃんがすきだ!