Vancouverに移住【家探し】
今住んでいるのは日本の東京なんですが、実はカナダの永住権の申請が無事に通ったので、2021年の11月頃からカナダ生まれカナダ育ちの夫とともに移住しようと実際に手続きを進めているところになります。
カナダに行くためにやることとして、家探し・仕事探し・コロナワクチン・荷物の郵送・飛行機の確保・日本の家を引き払うなどなど・・・
たくさんある中で、今回は【家探し】に焦点を当てていきます。
【Podcast, Spotify】
1.家の選び方
ワーホリでも永住権とっての移住でも関係ない!家探しは本当に大変です。
特に異国だと日本とは家の探し方が違うので、そのやり方を学んで、全て英語で資料を読んで、英語で交渉して・・・ワーホリで初めてシェアハウス探しをしたときは不安でしょうがなかったのを覚えています。
家を選ぶ基準も全然違います。
日本だと不動産のカウンターに行くか、オンラインで絞り込み検索をかけて、「家賃、家の広さ、間取り、何回だてで、オートロックなのか、鉄筋なのか木造なのか、駅から何分か、スーパーコンビニレストランは近くにあるのか、築何年なのか、事故物件なのかそうじゃないのかなどなど」色々不動産からもらう情報で進めますよね。その後不動産を介してオーナーと連絡を取って、バックグラウンドチェックの後に契約と言う流れが一般的です。
ちなみにタイでは日本人の不動産に仲介してもらってリストから家賃や物件情報の自分の希望に合うものに値段交渉してもらってました。当時英語を教えてくれてたアメリカ人の方は、色んな物件のオーナーで、今でもよくラインで物件の紹介がきますw
カナダの場合も、もちろん不動産に仲介依頼をできるんですが、いい条件の物件を安心して探してもらえる分、少しお値段が高いようです。でも安心と安全をお金で買えるのでこれもいい選択肢。
ただ、おそらく一般的なのがクレイグスリストやKijiji、日本人向けのサイトだとJPcanadaやEmapleを使って部屋を探すことでしょうか。今回はありがたいことに現地で生まれ育った夫がメインで部屋探しをしてくれるので、私たちはクレイグスリストをメインに使ってお部屋を検索することとなりました。
2. 賃貸の入居開始日、退去日を知ろう
日本だと不動産サイトに書いてある入居開始日を見たり、不動産に問い合わせて日にちを調整、退去日に関しては物件にもよりますが、40日前とかに手続きをして最終日を決めたりすると思います。
カナダでは、通常月の初日が入居開始日、退去に関しては1-2ヶ月前とかに連絡をして退去をするのが多いようです。日本からカナダに行く日にちを決めるときに11月1日なのか12月1日なのか、その入居開始日に合わせてそれまでの滞在地を決める事ができるので柔軟性はないですが、ある意味計画が立てやすいです。
3. 契約の時期のピークは9月!?
日本だと4月に新学期や仕事始めというスタートシーズンになるので、この辺りが割と物件数も少なくて家を探す身からしたら急げ急げな時期だと思いますが、カナダではそれが9月なんですね。なので、この時期になるといい物件はものすごく早くなくなると言われています。留学生も多くなる時期なので、安くて条件の良いものから無くなっていきます。
4. クレイグスリストのスペシャルポイント 地図で調べる
これはワーホリの時にシェアハウスを探すのにも大活躍してくれた機能で、好きな地域に合わせて何件自分が絞り込みをかけた希望の家があるかを目で見てわかりやすく示してくれるお助け機能です。異国の地なので土地勘がないからこそ地図で探せるのは助かっています。車を持つ気が今のところないので、カナダラインとエキスポラインという電車の沿線上で物件探しをしています。近くにどんな施設があるのかも並行してわかるのは今後の暮らしていく地域を選択するのにもいいですよね。
5. オーナーにコンタクトを取る
気に入った物件が出てきたら、次はその物件の持ち主のオーナーさんに連絡を取ります。クレイグスリスト上で物件をクリックすると、オーナーさん宛のメールを送信できる「リプライ」と書いてあるボタンがあるので、そこからメールで物件に興味がある旨を書きます。
どんなことを書くのかというと・・・
私たちの場合は、物件に興味があること、物件のリンク、自分たちの自己紹介、なぜカナダに移住するのか、いつから住み始めたいかなどを書いてやりとりを始めました。人気物件はすぐに掲載が外されてしまうので、見つけたらすぐにコンタクトを取った方が良さそうです。
実際に物件の内部をビデオ撮影して送ってくださる方や、現地の家族に立ち会ってもらって見学会をしてくださる方や、zoomで内部を見学させてくださる提案をしてくださった方もいました。これも出会いですし、今後何か住居トラブルになった時に助けてくれる人なので、オーナーさんとの相性も確認すべしですね。
6. 詐欺に注意
実は今までにコンタクトを取ったオーナーさんで一件詐欺掲載だと分かったものがありました。大きなデパートの近くに駅があって、よくたくさんの人が出かける人気にスポットがあるんですけど、そこから徒歩5ふんの好立地で、家の内部も綺麗で間取りも申し分なし、ジムが併設されていて、ペットも飼える、家賃も他に見てきた物件と大差ないからとおまり疑わずにコンタクトを取り始めたんですが、メールのやりとりをするうちにおかしなところに気づき始めました。
まず、前回のメールに書いたにもかかわらず私たちの自己紹介に関して尋ねてきたり、プロの不動産を通して契約のやりとりをしていくよと送ってくれた不動産がどう見ても個人賃貸向けの不動産会社ではなさそうだったり、最初にWillって人とやりとりを始めたのに3通目のメールからはDavidって人の名前でメールが来ていて感覚的に「おかしいな」という感じでした。
最終的に詐欺かどうか確かめるべく、いつ入居できるか、個人賃貸向けでしかもバンクーバーで事業をしている事が証明できるウェブサイトを送って欲しいということ、賃貸契約書の1ページ目だけでいいから送って欲しいという事を送って見ました。
すると、電話で色々話した方がいいから電話番号をくださいと連絡が返ってきましたんですね。私は反対したんですが、日本の電話番号だしこれで連絡が来なかったらそれはその時ということで電話番号を送って返答を待ったところ・・・返ってきませんでした。
怪しいと思ったら個人情報をそれ以上渡さないこと、嘘かどうかを見極めるために質問をすること、これが大事なんだなと学んだ出来事でした。
7. Podcast番組
https://podcasts.apple.com/us/podcast/バンクーバーと国際結婚/id1586236707
実は最近Podcast番組を始めてみました。この記事の内容に関して話しているので、よかったら聞いてみてください。この番組に関してご質問やご意見などありましたら、ぜひお問い合わせフォームからお願いします。
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