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キルケゴールから教わったこと
迷っている時に最も必要となるものは、いつでもいちばん思いつきにくいものなのだ
ーこれは当然のことである、だって、そうでなかったら、それは迷いではないわけであろうから。
死に至る病を読んでいていてぶちあたった言葉。
あとで振り返った時に、はじめてわかるというのはこういうことなのかと腑に落ちた。
肝心なことは目には見えないとキツネは王子様に言ったのを思い出した。
この本は割とタイトルからして暗めな内容なのかなと想像していたし、実際、絶望とは罪とはと重た〜いズシンとくる本だと思った。
が、上の文を読んときに視界がクリアになった。
それは本の内容とは関係ない部分ではあるし、一文章を切り取って死に至る病とはどういう本かということを語ることの愚かさよ。
どこでこのような響く文章に出会うかはわからない。
本の概要を知る前に、いったん読み通して後から確かめるようにするのがいいと思った。
口コミとか要約サイトを読むと、その後に読むか読まないかの判断が入って影響を受けて、上のような言葉に気づけなくなる可能性を考えた。
今日も読んでくださりありがとうございます!