見出し画像

2度目の山陰旅

2度目の山陰へ行ってきた。
1年半ぶり。前回は冬で今回は夏。
暑すぎて体には堪えたし、正直舐めてた。
スーパーはくとは激混みでびっくりした。
夏の鳥取砂丘は、冬とはまた違った風景で真っ青な日本海と合わさって絶景だった。ただ、灼熱なので、夏に来るかは少し考えどころだが。w
山陰は1年に1度は必ず来たいところであり、鳥取砂丘から見る雄大な景色を見るのも必須にしたいので、来るべきタイミングで行くのだろうと思う。
次は何箇所かの温泉でのんびりする旅か、隠岐か。

なぜ、山陰に行きたくなるのだろうかと道中でいろいろ考えてみた。
まず、あの空気感。なぜか戻ってきたなあという感覚になる空気感。安心感
帰ってくると、無になるというか禊がれたというか全てがリセットされたような感覚になる。これが自分の中のリフレッシュというものなのだろうか。
帰ってきてからバチっと切り替えてスムーズに進めるという意味で、「本当の」気休めとかリフレッシュとはこういう感覚なのでは?と人生で初めて腑に落ちた。
そして、鳥取砂丘、大山、日御碕含め雄大な山と海の絶景。
まとめると、時間がめちゃくちゃスローに感じるエリアの一つだから?
都会にいると早いのに慣れているせいもあるのか(これって私だけ?w)
生き急いでるような気がしてならない。どこか合わないような。
どこか遠くのエリア(自分が好きなのは四国と山陰)にきて、本当はこっちの感覚の方が自分に合っているんじゃないかと思い返す。

今回訪れたところのハイライト
・鳥取砂丘〜浦富海岸
・日御碕
・境港で出会ったカレー屋さんの店主との話
・石見銀山と津和野

鳥取砂丘〜浦富海岸
京都府から鳥取県の日本海側一帯は、山陰海岸ジオパークと呼ばれていて、そこに含まれる場所。
山陰海岸というから出雲のほう、山口県の萩あたりまで言うのかと思ったら、それぞれ分かれていることをここで知った。
浦富海岸の柱状節理を見たくてバスで岩美町まで行き、自然遊歩道を歩いた。自然遊歩道とはいえ、山の中に階段が整備されているだけで草は生い茂り、クモ・ハチなどの虫はいるし、人出もないしであまり歩けた場所ではなかった。
涼しくなってくると多少は改善されるのかと考えたが、ヘビなどが出てくる可能性なども考えるとこれはあまり関係ないのかなと思っている。
それでも好きな柱状節理を見ることができたし、日本海の景色を見ることができた。ここから砂丘まで続く海岸線と、砂丘から浦富海岸まで辿ってきた道のりの両方を見て、この辺りのジオパークはこういう道のりなのねと肌で感じた。

灼熱の鳥取砂丘から見た夏の日本海

日御碕・出雲一帯
ここも前項で触れたジオパークで、島根半島・宍道湖中海ジオパークという。
出雲大社で参拝して稲佐の浜〜日御碕灯台まで向かった。
稲佐の浜は1年半の間に工事は進んで、名称の石碑が建っていたり、階段が整備されていたり、岩まで行けるようになっていたりしていた。
日御碕灯台まではバスで向かった。断崖絶壁にトンネルを掘ったりして海岸に沿うようにつくられた道から海を眺めながら、自分なら怖くて運転したくないなあと思った。w
毎日運転しているのすごいなあと運転手さんに感謝です。
途中で埋められたトンネル、廃道?もあって、海岸際に道路を通す工事の大変さ、道路がなければ山を歩いたのか、海沿いを歩いたのかわからないけどそんなことを考えながら過ごした。
日御碕の柱状節理もずっと見たいと思っていた場所で、想像よりも柱状節理の範囲が広くて驚いた。灯台よりも柱状節理に夢中だったww
バスの折り返し時間で見るのには少な過ぎたので、もっとゆっくりしにこようと思う。

日御碕の柱状節理

境港で出会ったカレー屋店主さんとの話
境港で海鮮じゃないんかい!は置いておいて。
海鮮は市場に限る!と思っているので、時間が合わず、海鮮よりもカレーが食べたかった。夏は冷たいものばかりに目が向きがちで冷やしがちなので、温かいものを食べようと。しかも夏ってやたらカレーが食べたくなりません???
ここで出会った店主さんは、Iターンで来たそうだ。
そして、地元の方も来店されて2人から水郷祭花火大会は絶対見てほしいと言われて、次の日の予定を変更した。
そう、8月の初めからお盆辺りは、水郷祭花火大会含め、鳥取でも倉吉でもお祭りがある時期だったのだ。倉吉のお祭りもことごとく日程が合わずスルーしてきた。水郷祭花火大会は西日本最大の花火大会で、日本三大花火に入ろうと頑張っているそうだ。それが次の日にあるという、地元の方の薦め。このタイミングを逃すわけにはいかず、急遽行くことにした。
幸い、次の日は出雲で泊まる予定だったので一畑電車を乗りまくろうと。
結果、行って大正解だった。考えてみれば、自分が住む地域外の祭りに参加したのはこれが初めてだった。
人が少ない山陰に、観光客も含めたであろう人の多さにはびっくりした。
花火が登る高さによってすごいのが来るだろうとの期待から声があがる雰囲気も花火含めて最高でした。
店主さん、地元の方に感謝です。

石見銀山と津和野
世界遺産の石見銀山へ。
正直、坑道だけで世界遺産???とは思ったのだけど、15世紀ぐらいにスペインとポルトガルが世界を牛耳っていた頃?世界とのやりとりに銀が使われはじめた。南米のポトシ銀山は、世界史に出てきたなあと。中国の地丁銀も。香辛料と銀は、世界史では大事なキーワードの上位なのではと思う。
当時の世界とのやりとり、大森地区や温泉津の街並みを含めて世界遺産なのだとわかった。坑道内は寒いくらいだった。
個人的には別子銅山も世界遺産に推したい。
山陰の小京都津和野へ。
この日は運良くトワイライトエクスプレス瑞風が駅に来る日だった。
豪雨の影響でルートを変更して運転していたそうだ。
津和野城に登ったのだけど、これまた虫が多くて蛇も出るわですぐ引き返してきてしまった笑。郷土料理のうずめ飯を食べた。

石見銀山 龍源寺間歩入口

ずらずらと長くなってしまったw
2回目の山陰は前回に行けなかったところを中心に、かつまた戻ってきたいと思っていたところを巡った。
離島なのかのんびり温泉かわからないけど、リセットをしにこのエリアへまた来ようと思っている。




今日も読んでくださりありがとうございます!