2022/02/24 夜ごはん(自炊)
・フライパンビビンバ
・ネギとわかめとしいたけのスープ
最近野菜不足だし、今日は帰ったらミネストローネを作ろう、と思っていた時間が、私にもありました。
結果、見ての通り、挫折しました。
帰りの電車の中で、ミネストローネの作業工程を考えて(あ~これ私頑張れないわ、無理無理)となった。
っていうかもうできるだけ簡単に美味しいものが食べたい。
家にあるのは牛こま肉。
しかし牛丼という気分じゃないなあ。最近の献立、砂糖醤油系の和食が多くて飽きてきた。
となると洋食? でも洋食の牛肉レパートリーはさほどない。
せっかく牛肉使うなら、牛肉だからこそ美味しくなるメニューにしたいしなあ。
……あ、ビビンバなんてどうでしょう?
家には小松菜ももやしもなかったけれど、代わりにほうれん草と大根で。
色味同じだしまあよかろう。野菜不足も解消だ。
野菜を切ったり調味料を合わせたり炒めたり。手間自体は少ないとはいえそこそこかかるけど、なんとなく楽しいから許せちゃう。
ちなみにコチュジャンもキムチもなかったので、お味噌と七味唐辛子で代用。流石にきついかなと思ったけれど、想像の7倍くらいはビビンバだった。やったね。
***
さて、今日は仕事帰りにデザートのケーキを買った。
なんにもない日のケーキ。毎日頑張ってるし自分を甘やかして機嫌を取るためのケーキ。
食べながら、当たり前の日常なんてきっと思っているよりずっと儚いものなんだろうなと考えた。同じようなことを考えている人が多い一日だったんじゃないかと思う。
例えば明日死ぬとして、何かやりたいことややり残したことがあるかというと、あんまり思いつかない。親に申し訳ないのでまだ死ねないな、と思うけれど、それ以上のことは諦める気がする。
でも、明日日常が壊れるとしたら、
やり残したことがたくさんある。行きたいお店がたくさんあるし、食べてみたいものもたくさんある。
私自身が消えてなくなるなら諦めもつくけれど、小さな楽しみや贅沢がが奪われた世界で生きていくのは結構しんどい。
疲れたな、ケーキ買っちゃおうかな、とか。
来週、有休取れた! 気になってたお店行っちゃおう、とか。
そういうので幸せを感じたりする日々の尊さを噛みしめるケーキでした。
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