介護と子育て、同じだなぁ~と思うこと
いもあんです。
認知症の講座パート2に行ってきました。
今回はお隣になった素敵な旦那様のお話です。
奥様が認知症になられ、ずっと介護をしてきて
医療的なケアが終始必要で
もう自宅では見られなくなり
最近、特別養護老人ホームに入られて
今は一人暮らし。
さびしいけど、やっと自分の時間が持てる。
そんなふうにお話されました。
私の父が要介護度2と伝えると
その頃が一番しんどかった。
徘徊したり、お互いを理解できなかったり
夜、何度も起こされたり
もう少し進むと
下の世話が必要になり
漏れないオムツの履かせ方を学びに
他府県まで勉強に行かれたり
いろんな勉強会に参加して
先輩介護者に話を聴いたりして
少し先の自分たちを想像して
頑張ってきたそうです。
大変でしたねとねぎらうと
二人だから当たり前
という返事が返ってきました。
なんて優しい人なんだ!
そして、今はというと
やはりいろいろな勉強会に参加され
今度は先輩として
今までの経験をお伝えされているそうです。
若いころに通っていたジム友達もいらして
皆さん年を取って
認知症になられているのですが
月に1度は自分の車に乗せて
みんなでカラオケに行くそうです。
介護してます~
と笑っておられました。
スーパー銭湯も癒しの場の一つだそうです。
なんだか楽しそうで
私の母にも
こんな風に介護している人がいたよ
と教えてあげました。
母は車の運転はできないので
一人であちこち行くことはできませんが
何か楽しみをみつけて
自分を癒す時間も必要だねと言っておりました。
介護の勉強をしていて思うことは
やっぱり子育てと一緒だなということです。
当事者の
言葉にできない不安や孤独感を理解し
声のトーンや表情
体の向きなど
言葉以外のコミュニケーションを大切に
当事者を、一人の人として大切に対応する。
何度言ってもわからない
とあきらめたり怒ったりするのではなく
しっかり顔を見て伝える。
できることはなるべく自分でやってもらい
できないことは助ける。
特に発達障害と言われている子ども達との
かかわりにおいて、上記の対応は
当たり前だと思います。
介護も子育ても繋がってるんだな
多くの人がどこかで経験することになるのかな。
関わらないと
体験しないとわからないのかもしれない
と思いました。
お隣になったおじさんは
きっとどなたにも丁寧に接することができる
素敵な方だと思います。
毎週更新が途絶えてしまいましたが
なんとか復活できました。
読んで下さる皆様とスキのお陰です。
ありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?