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京都芸術大学 KUA通信 文芸コースの社会人大学生(1年次入学)です。課題で書いたレポ…

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京都芸術大学 KUA通信 文芸コースの社会人大学生(1年次入学)です。課題で書いたレポートや創作テキストを載せていきます。わたし自身、はじめの頃はどう書いたらよいのかさっぱりわからなくて途方に暮れたので、少しでも困っている誰かの参考になったらうれしいです。

最近の記事

小説の技法 創作ショートショート|京都芸術大学通信 文芸コース

京都芸術大学 通信教育部 文芸コース科目「小説の技法」で創作したショートショートです。「創作したキャラクター(大学教員と学生)を 用いて1シーンを執筆。場所は教員の研究室とする」という課題で、わたしはつい不用意な発言をしてしまった教授とその生徒について書きました。 実はこれは「外国文学」のスクーリングから着想してお話をつくりました。(「外国文学」の先生はとっても素敵な方だったのでこんな風にはならないと思います!)大学が舞台だったので、授業の内容からヒントをもらって、もしこう

    • エッセイ|京都芸術大学通信 文芸コース

      京都芸術大学 通信教育部 文芸コース科目「エッセイ」のスクーリングレポートです。「『いいな~』と感じるエッセイを探し、ひとつ挙げて、それについてのエッセイを書く」という課題で、わたしは銀座の森岡書店代表・森岡督行さんの『ショートケーキを許す』について書きました。 スクーリング中に書く試験が苦手で、いつも時間が足りなくなって満足のいくものが出せない……。今回も、あせりすぎて参考文献の著者名と出版社名を間違えて減点されてしまいました。(失礼すぎるのでここでは修正済み) 評価:

      • 文章表現基礎|自己啓発ビジネスについて|京都芸術大学通信 文芸コース

        京都芸術大学 通信教育部 文芸コース科目文章表現基礎のスクーリングレポートです。「講義を踏まえた上で、自分が関心を持つ作品や事柄について自由に論じてください」という課題で、自己啓発本を中心にした自己啓発ビジネスについて書きました。 評価:75点 自己啓発が教えてくれること  本屋の平台に自己啓発本ばかりが並ぶようになったのはいつからだろうか。その存在感が大きくなっていくにつれ、警戒心から本屋の自己啓発本コーナーから距離をとるように心がけてきたが、そんなわたしも一冊か二冊、

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        • 社会学|日本における民族や外国人の捉えられ方の変化について

          京都芸術大学 通信教育部 社会学のレポートです。自明のことと思われていながら、実際には社会的、歴史的に形成されているような事例について、具体例をひとつ挙げ、そうした考え方や見方を過去と現在で比較し、それらの共通点や相違点がいかに形成されたかを論じるという課題です。日本における民族や外国人の捉えられ方の変化について、歴史的、政治的背景をもとに書きました。(実際の提出物とは違い、スクリーンで読みやすいよう段落ごとに一行空けています) 評価:98点  2020年、当時財務大臣であ

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        小説の技法 創作ショートショート|京都芸術大学通信 文芸コース

          論述基礎──「芸術と生涯学習」をテーマに論述する

          京都芸術大学 通信教育部 論述基礎のレポートです。「芸術と生涯学習」をテーマに論述するという課題で、インターネットと生涯学習についてまとめました。(実際の提出物とは違い、スクリーンで読みやすいよう段落ごとに一行空けています) 評価:90点 インターネットが広げる生涯学習としての芸術の価値 インターネットがわたしたちの日常に欠かせないものになってから久しいが、今やその用途はビジネスや軍事に限らず、教育にも広く利用されるようになった。

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          論述基礎──「芸術と生涯学習」をテーマに論述する

          創作初歩 ──「思い出に残る食事」について書く

          京都芸術大学 通信教育部 文芸演習I-1 創作初歩のレポートです。2つのうちのひとつ、「思い出に残る食事」について書くという課題で、パートナーとケンカしたときに食べた鰻重について書きました。(実際の提出物とは違い、スクリーンで読みやすいよう段落ごとに一行空けています) 評価:94点 二色鰻重はケンカのあとで 一緒に暮らしはじめてからというもの、わたしたちはケンカばかりしていた。普段は声を荒げるようなことのない彼が怒りやいらだちをはっきりと態度で表したのは、引っ越しから一ヶ月

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          創作初歩 ──「思い出に残る食事」について書く

          創作初歩 ──「身近な人」について書く

          京都芸術大学 通信教育部 文芸演習I-1 創作初歩のレポートです。2つのうちのひとつ、「身近な人」について書くという課題で、父について書きました。(実際の提出物とは違い、スクリーンで読みやすいよう段落ごとに一行空けています) 評価:94点 プレミアムコーヒー 「きみ、いくつ?」といぶかしげに父は訊いた。わたしの結婚相手は四つ歳下で、見た目はもっと若く見えるから、大学生でも連れてきたのかと思ったのだろう。大丈夫、もう三十歳を超えているからと、わたしはこころの中でため息をついた

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          創作初歩 ──「身近な人」について書く