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#11 チルサウナクルーズ 神戸&ヘルシンキ


みなさん、おはようございます。

元クルーズ船クルーのケントです。
先週末、無事ニュージーランドワーホリから帰国したところ。

関空に着き大阪で2泊。
集合は鶴橋、船で同じ釜の飯を共にした友人たちと再会。

韓国焼肉を囲みお酒もすすむ幸せな時間。

翌日は少し足を伸ばして神戸へ。
これまでかなりの数、個人的に寄港している神戸。

ことは昨年、船を降りる数ヶ月前のこと。

地元が神戸のスパで働くお兄さんから神戸のサウナがいいという話をされて以来、いつかは行かなくてはと思っていた。

ニュージーランド帰り。
お風呂が恋しかっただけにとってもタイムリー。

朝から暑い日本の夏。
電車を乗り継ぎ、一度あてもなく商店街を散策したためすでに汗だく。

雑多な繁華街の影を選びながらも向かう足取りは軽い。

KOBE SAUNA&SPA

荘厳な外観。
1階グランドフロアには誰もが好きなアイスクリームショップ。
2階は誰もが好きなファミレス。

待ち遠しい6階。

結論から言おう。

ブラボーーーーー!!!!

素晴らしいの一言。
まさにここは水の楽園。

天然温泉、ジャグジー、サウナの数々。
30分に一回のロウリュサービス。
キンキンに冷えた水風呂。

露天では風鈴の音色が胸に沁みる。

ビルの7階で浴びる日光は一味違う…本当に贅沢な交代浴タイム。

中でもフィンランド式サウナはフィンランドの木を実際に使っているそうで温度も桁違いに熱い。

実は2年前、船でフィンランドの首都ヘルシンキを訪れる機会があった。

イギリス発着でバルト海をクルーズしていた2022年夏。

フィンランド外出、自由時間は5時間。

やりたいことは決まっていた、現地のサウナに行くこと。

候補は多かった、さすがサウナの国。
せっかくなら1番歴史のあるところへ。

目指したのはヘルシンキ最古の公衆サウナ、

コティハルユサウナ

一生に一度の体験、そんなワードで溢れるGoogleマップレビュー。

タクシーに乗れば最短で向かえるだろうけれど。
道中に遭遇する景色やお店の出会いこそが寄港地の醍醐味だと思う。

ポートから1時間半の散歩旅。


人通りの多い街の中心部を抜け緑の多い閑静な住宅街へ。

なんと素敵な昼下がり。

浜風が木々を揺らす。

随分遠くまできたな、船での旅は時として時間がゆっくり流れる。

小高い丘を登りきり、足元にもやや疲れが見えてきた。

10分ほど開店待ち

海外からきた観光客にもオープンな雰囲気がありがたい。

木製のタンスのようなロッカーで脱衣。
シャワーを浴びてからサウナルームへ。

燃える大きな薪、流れる汗。

その後、外気浴でチル。
水風呂という概念はなかった。

2回目の外気浴のタイミング、レセプションにて缶ビールを購入。
めぐる血流は加速。

暖かな太陽を背に木陰と浜風。

なんだこの感覚は…心がスッと整う、ああ快感。

あの時の爽やかな感情がふと蘇った神戸スパ&サウナだった。

気づけば2時間ほど滞在。

カプセルホテル併設で24時間営業、さすがは日本クオリティ。

ちょっと行き詰まった時、うまくいかない時が人生にはある。

そんな時こそ自分の機嫌は自分で取らないといけない。
上手に感情をコントロールできるでいたいもの。

サウナは筆者にとって簡易的な解決法。

小腹が空いたので神戸の老舗パン屋さんへ直行。

イスズベーカリー


フルーツサンドのイラストが描かれたポストカードを部屋に飾るくらい好き。

ここのアンバターサンドは開店からちょっと後に店頭に並ぶので時間ぴったり。

こちらも思わずにっこり。

何を食べても美味しい、値段もNZ帰りなので全体的に安く見えるマジック。

これぞ船で働いていた頃を思い出す味。

絶妙な甘塩っぱいバランス。

街が港から近い神戸。
客船ターミナルは駅直結、シャトルバスは大丸まで連れて行ってくれるのも大変助かる。

また日本で船に乗る時が来たら、、神戸のサウナに行ける日を待ち侘びて。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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