サッカー分析記録 シント=トロイデンVSメヘレン 第6節(前編)
あいさつ
皆さん初めまして!いぶいぶと申します。
まずはこの記事をご覧頂きありがとうございます。
「サッカー経験なし、それでもサッカーへの愛は誰よりも強い」をテーマに日々、試合の分析やサッカーについて思うことを発信していきます!
この記事が気に入っていただけたら、ぜひフォローして頂けると嬉しいです!
下記が僕のおすすめ記事になっております。
併せて読んでみてくださいね!
※あくまでも、僕の個人的な意見ですので、あたたかい目でご覧ください。
それではいってみましょう!!
2試合分析しての気づきと目指すサッカー
過去のシント=トロイデンの試合分析はこちらをご覧ください。
僕はできるだけ同じチームの試合を見るようにしています。
それは、「チームの戦術」を理解するためです。例えば、守備の1次配置は対戦相手の力量によって変更するのか。
CKではトリックプレー(デザインされたプレー)はあるのかどうか。
などなどを、理解していくためには1試合だけでは判断が難しいからです。
そこで今回は、まだ2試合のみの分析ですが、そこから感じたことを書いていきたいと思います。
まずシント=トロイデンの守備時の考え方について。
システムとしては、3-5-2を採用しているケースが多いように感じます。
守備時には、前線からのプレスはあまり掛けず、中盤あたりで構えるような感じ。
「少ないチャンスで得点し、失点は最小限に抑える」
これがシント=トロイデンが目指しているサッカーといえるでしょう。
システムから考えられる課題と現実
サッカーにおいて守備は攻撃よりも大切なシチュエーションです。
その理由は、こちらをご覧ください。
守備の方が重要な理由を、簡単に説明すると「守ることができれば、負けることはない」からと言えます。
そもそも、サッカーは点数の取りにくい競技です。加えて、強豪のチームに対して「勝つことはできなくても、引き分ける」というポリシーで戦う、中堅以下のチームがリーグ内では多数派です。
話をシント=トロイデンに戻します。守備に重点を置く彼らは、中盤で5-3-2のブロックを組みます。
その弱点は明確で、大きく分けて2つあります。
1つ目は、中盤の横のスペースです。5-3-2の中盤には3人しかいません。中盤を3人にするシステムの弱点は「スライド」です。
システムについての詳しい話はここでは、割愛しますが、要するに課題は「体力」です。
ピッチの幅は約68mあります。
それを3人で担当すると、単純計算で1人あたり22.6mの守備範囲が必要です。
加えて、2トップは2CBにマークします。
中盤にボランチの選手がいた時に(緑のエリア)SBの選手に対して、プレッシャーを掛けにくい(赤のエリア)という問題もあります。
※黄色がシント=トロイデン
※なお、こちらの画像は(https://www.tacticalista.com/)のサイトを利用しております。
ここ(赤のエリア)から起点を作られる可能性があると感じました。
しかし、シント=トロイデンは5人のDFがいて相手チームのコンセプトも「守備」でした。
よって、相手チームも前線に多くの人数を割くことは少なかったので、今回は大きな問題にはなっていませんでした。
課題の2つ目は「攻撃から守備に移り替わった時」にあります。
このシステムは、初期配置ではサイドで幅を取る選手がいません。
多くの場合、マイボールになった時には右WBの橋岡選手が高い位置を取るか、中盤からIHの選手どちらかが、2トップの脇に走る場合がほとんどでした。(これは前節の試合も同じ)
つまり、この課題もしっかりと対応策が練られていました。
※だだし90分間、これの状況だと後半では、体力的な限界が来る課題はあると感じます。
補足(より体力を温存するために)
林選手は、2トップの一角ですが、サイドに流れるシーンも多々あり、個人的には「これをビルドアップの基本にしてほしい」と感じました。
理由は簡単で、1番近いからです。
WBが前線に上がる、またはIHが2トップ脇に上がるよりも、2トップがサイドに流れる方が、より速く、サイドに幅を取れます。
また相手チームは3CBで、WBを高い位置に張らせるシーンも多々ありました。
なので、3CBのサイドのスペースに流れることは、有効なビルドアップの手段だと思います。
さいごに
いかでしたか?
今回もシント=トロイデンについての分析をしてみました。
「このチームの分析がみたい!」等のご意見がありましたら、お気軽にコメントしてください。
ぜひ、後編もお楽しみください!
(早めに投稿できるように頑張ります!)
それでは次回の記事でお会いしましょう。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?