【これで解決】服の配色ルールでセンスある色使いをマスターしよう!
毎日着る洋服、コーディネートを組んでもなんとなくまとまりがないし、センス良くならない。また、流行りの色をいっぱい取り入れたいけど、うまくセンスある感じにならない...
このような悩みがある人は、「色の配色ルール」を覚えれば解決できるかもしれません。
今回はファッションの基礎である「配色のルール」と、トレンドカラーで取り入れる方法を紹介します。
ご自身の持っている洋服と照らし合わせて、取り入れやすいところから取り入れてみてください。
カラーは3色でまとめる
センスに自信がない方は、まずは「3色」でコーデを作ることを意識してみましょう。
なぜ3色かというと、2色だと無難でつまらない印象になってしまい、それ以上だとごちゃごちゃする印象を与えてしまい、まとめるのが難しくなってしまうからです。
なので、無難にもならず、ごちゃごちゃした印象にならないちょうどいい数が「3色」というわけです。
もちろん絶対3色でなければいけないというわけではありません。3色以上使ったコーディネートも多くありますし、逆に1色や2色で上手にコーディネートを組む場合もあります。
あくまで最初の第一歩として「基本は3色にする」という意識を持ってみましょう。
ベースカラー・サブカラー・アクセントカラーで組み合わせる
この3色は、どんな色を使ってもよいというわけではありません。
それぞれ「ベースカラー・サブカラー・アクセントカラー」という役割を持っています。
ベースカラー
コーディネートのイメージを決める、基盤のような色です。この色が淡く、薄い色になれば優しい印象、濃い色だとモードな印象を演出できます。
初心者の場合は淡くて薄い色を選べば、サブカラーやアクセントカラーの邪魔をせずにまとまったコーディネートがしやすくなります。
サブカラー
ベースカラーとアクセントカラーのバランスを調節するような色です。ベースカラーとアクセントカラーの中間色を選べば間違い無いでしょう。
洋服では「サブ」として、補助的な役割になることが多いですが、デザインやインテリアの世界だと「メインカラー」の立ち位置になることもあります。
アクセントカラー
ベースカラーとサブカラーの印象をより強めたり、アクセントとして対照的な色を使って個性的に見せるカラーです。また、2色だけでは締まりがない印象になるため、この色で全体を引き締まった印象にできるカラーでもあります。
色配色の黄金比率
配色ルールの中でも次に大事なのが、色の占める割合です。
ベースカラーが70%、サブカラーが25%、アクセントカラーが5%が黄金比率と言われています。
ベースカラーとサブカラーで上下の色をまとめ、小物でアクセントカラーを取り入れる、くらいのバランスです。
KPOPの衣装でも取り入れられている!
この配色ルールは世界的に人気が高まっているKPOPの世界でも取り入れられています。
・BTS Butter ティザー
Butterが発表された際のティーザーカットです。この衣装はベースカラーが白、サブカラーがグレーと黒、アクセントカラーにオレンジが使われています。シックな装いの中にもオレンジが入ることで単調ではないおしゃれ感が演出できていますよね。
・BTS Dynamite MV
MV内で着用されている衣装です。色が4つ入っているのにまとまった印象を受けるのはトーンが統一されているファッションであるからですね。色バランスも暖色系がベースな上で寒色系である青色がアクセントになって、淡い色合いの中にも爽やかな印象を受けます。
・ENHYPEN elle
BTSの所属しているHYBEの新人グループであるENHYPENの衣装でも、配色ルールは取り入れられています。
写真はelleジャパンの撮影時の衣装で、全体を暗いトーンでまとめながらも、サブカラーにくすんだグレー、アクセントカラーに彩度が高いはっきりとした青を入れることで、モノトーンな中にもトレンドを感じられるコーディネートになっています。
流行の色をうまく取り入れればトレンドな着こなしも
ベースカラー、サブカラー、アクセントカラーに今流行りの色やトーンを取り入れることで、トレンド感を演出できます。
・ペールトーン
ペールトーンとは、彩度(トーン)が薄め(ペール)に分類されるようなカラーです。明度が高いので、鮮やかで明るい印象のカラーです。白がかなり入っているので、ビビットに主張せず、合わせやすいカラーとして近年人気が高まっています。
ですがペールトーンだけにしてしまうと、フェミニンになりすぎて子供っぽい印象になりがちです。シックで大人っぽい色合いをワンポイントで混ぜるなど、他の要素を組み合わせることでバランスがよくなります。
・くすみカラー
くすみカラーとは、彩度と明度が低く、グレーが入っているカラーです。落ち着いたトーンなので、コーディネートに馴染みやすい人気のカラーです。
くすみはアンティークな印象を与えるので、古着っぽい装いに挑戦したい方はまず一歩としてくすみカラーを取り入れることもおすすめです。
・ビタミンカラー
ビタミンカラーとは、柑橘系を思わせるイエローやオレンジの、明るくビビットなカラーを指します。
彩度と明度がかなり高く、はっきりとしている色です。
その名の通り、コーディネートに取り入れることで元気ではつらつとした印象を与えられます。
しかし、初心者が全てをこのカラーにするのは少々難易度が高め。初めはベースカラーやサブカラーで色の統一感をまず演出し、小物などでアクセントカラーを選ぶと取り入れやすいです。トレンド感も増しておしゃれなコーディネートが演出できます。
洋服以外でも使える配色ルール。さまざまなシーンで取り入れてみよう!
いかがでしたでしょうか。
洋服の組み合わせは、自己流でやると納得いかないこともたくさんありますよね。法則性をしっかり理解して、まずは無難なコーディネートから始めることでだんだんバランス感覚が身についてきます。
この配色ルールはインテリアやwebデザインでも採用されている法則ですので、洋服以外でも、いろいろな場面でぜひ取り入れてみてください。
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