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FPS初心者がモザンビークを捨てるまで【初心者時代振り返り】 #3

前回(こちら)からの続き。
自分が初心者だった頃、どんなことを思い、どうやってダイヤまで到達したか、エッセイ風に話していく第3弾。

今回からはシーズン4の思い出について。

ところで、書いていてふと思ったのだが、このプレイ記は基本的に「ソロプレイ」での話題である。
当時はクロスプレイに対応していなかったから、さ。。。

4. 魔境「ランクマッチ」への挑戦

シーズン3から本格的にAPEXに入れ込んだ自分であるが、1日の時間の使い方にも大きく影響するようになる。

プロフィールや自己紹介にもあるように、普段はアパレルショップの店員として働いているのだが、出勤が11時前後と遅く通勤時間も短かったため、朝8時に起きて1時間半APEXをするようになったのだ。

基本仕事中は8時間立ちっぱなし。それゆえ夜にはほとんど体力が残らず、すぐに寝てしまうこともあったため、ゲームをする時間を捻出するには朝活が最適だった。

1日3時間程度毎日APEXを続け、結局シーズン3は2000試合程度を闇雲にこなしてしまった。

リング収縮による好ポジションの確保や、3人で息を合わせることの重要さなどをあまり学習せず、ひたすらカジュアルマッチを回し続けたのである。

おかげで正面の撃ち合いにはある程度の自信を持つようになったものの、それに夢中になるあまりランクマッチには興味を示さず、それがその後の伸び悩みにつながったと感じている。

結果としてシーズン3はシルバー2前後の結果で、ランクマッチのシステムを知る、くらいの経験に収まった。

そして本格的にAPEXを始めてから、初めての新シーズン開幕となったのが「シーズン4:アシミレーション」だ。

「カジュアルでも戦績が安定してきたし、自分の実力がどのくらいなのか試したい!」

そんな自分にランクマッチはうってつけ。本格的にランクを上げようと決めたのがこのシーズンだった。

ちょうどシーズン4開幕に合わせて、ランクマッチにはスプリット制が設けられ、シーズンの前半と後半でステージが切り替わり、ランクマッチの盛り上がりも増してきていた。

「撃ち合いにも自信が出てきたし!自分でもプラチナ、いやダイヤも行けちゃうはず!いくぞ!」

…………。
まぁ、結果はお察しの通り。
結論から述べると、シーズン4はゴールド4止まり、しかもほぼ底ペロという惨憺たる結果だった。

撃ち合いというハードルを乗り越えた先にあったのは、いかに生き残るかという、バトロワゲーの基本がどれほど難しいかということ。

ランクマッチでは敵をキルして得るポイント数に上限があり、そのキルポイントの倍率も順位に応じて上昇するため、ランクを上げるにはキルポイントを得た上で上位入賞が必須となる。

ブロンズ、シルバーまでは順位を上げるだけでも何とかなったが、ゴールドからは敵も目に見えて強くなるし、その中でキルと順位を両立しなければならないため、ゲームの難易度は一気に跳ね上がった。

APEXは基本的に、他部隊同士の戦いが終わった直後、勝ち残って態勢が崩れているチームを刈り取りに行く、いわゆる「漁夫の利」が戦闘の基本であり、最強の立ち回りとなる。

カジュアルのように正面からまともに戦ってくれる敵はほぼおらず、この「いつ戦闘を仕掛けに行くか」や「いかに戦闘を避けてリング内に入るか」という、非戦闘時の立ち回りにも気を配らなければならなくなったのである。

シーズン4で追加された新レジェンド、レヴナントが漁夫行為をさらに加速させたこともり、自分はこのシーズンで立ち回りの重要さを痛感したのであった。



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