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FPS初心者がモザンビークを捨てるまで【初心者時代振り返り】 #1

シーズン8終了時、初めて両スプリットにおいてダイヤに到達することができました。やったね。
オリンパスで沼ったのはここだけの秘密()

ピカピカに光るダイヤバッジを胸にして、さすがに初心者を名乗ることはできないものの、APEXはまだまだ奥深く、ようやく中級者になったような気持ちだ。

日本のゲーム配信界隈では、APEXは爆発的な人気を維持しており、youtubeのゲームジャンルにおける視聴数が12か月連続で1位だったとか。

最近ではSwitch版がリリースされたことで自分の周りでも新規プレイヤーが増えたし、
(別タイプのゲームになるようだが)スマホ版のリリースも控えていることから、まだまだプレイヤーの裾野は広がっていくものと見られる。

そこで今回からは、自分がいかにして初心者時代を過ごしていたか、
シーズン3,4を振り返って行きたいと思う。

「初心者はこれをせよ!」とか「やってはいけない10選!」とかではない、ただのエッセイになる予定だが、それでも初心者の方には少し参考になるかもしれないし、未プレイの方にも「こんなに気軽に始められるものなんだな」と思ってもらえると幸いだ。

0. シーズン3開幕

ネッ友からリア友まで、いっしょにゲームをする仲間は多方面にいる自分だが、その中ではPCでゲームを遊んでいる友人が多かった。

いわゆる「ゲーミングPC」というやつ。

当時CS機でしか遊んでいなかった自分にとって、何とまぁ敷居の高い存在であったか。
今となってはさっさと買っておけば良かったとしか思わないのだが、ゲームをやるためだけに20万近くも出す、というのは相当価値観を修正しないと難しい話だった。

書きながら、この話はまた別途記事になりそうだなと思ったので詳しくは割愛する。

友人たちがPCでAPEXを始めたと言うのを聞き、自分もPS4で始めることにした。
時期はちょうどシーズン2が佳境に入り、来週にはシーズン3が始まろうかという2019年9月末。基本プレイ無料のハードルの低さは素晴らしい。

本格的なFPSに初挑戦だった自分にとって、APEXはそれはもう衝撃的なファーストインプレッションを残した。

「何だこのゲーム……全然面白くない…」

1. めちゃくちゃ難しいぞ……?

いや待ってほしい。敢えて語弊があるように書いたのだ。
というのも、それまでスプラトゥーン2におけるガチマッチの全ルールをS+までこなし、X帯とも対等に撃ち合えるようになっていた自分にとって、
ジャイロでエイムを合わせるスプラトゥーンと、右スティックの微調整でエイムを合わせるAPEXとでは、操作感が全く異なり、撃ち合いに100%負けてしまうのである。

先の言葉を正確に言い直そう。
「このゲーム、難しすぎる……」

そもそもシステムが全く異なるゲームに参入している時点で覚悟しなければならなかったのだが、はっきり言ってここまでできないとは思わなかった。

ゲーマーとしてのプライドは脆くも崩れ去り、APEXを始めて1週間ほどで、その後約1ヶ月間、APEXを触らなかった。

正直に言う。あまりに出来なさ過ぎて拗ねた。

とはいえ、既にスプラトゥーンはやり尽くした感があったし「銃で人と撃ち合うゲームがしたい!(物騒)」と思った自分は、1ヶ月ぶりにAPEXの世界に戻ってくることになる。

2.  いざ、1ヶ月ぶりの戦場へ

1ヶ月ぶりのAPEX。マッチが決まったあの金属音が、つい最近買ったばかりのヘッドフォンに響く。
コントローラーを握る手が、手汗で濡れていることを自覚していた。

レジェンドを選択。初心者はまずライフラインだ。自部隊が紹介され、このマッチのチャンピオンが紹介される。

「走らないなら、やめちまいな!!」

チャンピオンの敵ライフラインが放った一言に真剣にビビりながら、ドロップシップの降下画面に入った。

(少し脱線するが、自分はこの「マッチが始まるまでの演出」が非常に好きだ。
レジェンドの選択やスキン、バナーの設定にも、プレイヤー毎の個性がある。
「自分がこのレジェンドを選んだから相性のいいレジェンドを選んでくれたな」とか、見ず知らずの3人が協力して戦うというゲーム性を上手く盛り上げてくれる演出だと感じる)

舞台はシーズン3実装の新マップ「ワールズエッジ」。
ジャンプマスターは自分。言わずもがな、バトロワにおいてどこから戦い始めるかは非常に重要で、敵がおらず、十分な物資がある場所に部隊を導かねばならない。
重責である。

焦りと緊張。ただのゲームにここまで恐怖を覚えるものだろうか。
おぼつかない操作で無意識に降下した場所はキャピトルシティ。

ワールズエッジ実装以来激戦区として名高い、その後「フラグメントイースト」と名を変える土地に降り立ったのだ。

……まずいと思った。

周囲からは既に敵プレイヤーの足音がする。まずいこのままではすぐに初動ファイトが始まる!!
焦る自分は闇雲に、目の前にある武器を拾い、ADSして目の前に掲げた。

その武器の名は────モザンビークショットガン。

「ここに敵がいる!!」

せめて味方に敵の位置を知らせねば。
それは1ヶ月ぶりに襲いかかってきた死に対する断末魔だった。

…………初動死って辛い(泣)
次回はスピットファイアとレイスに出会った話をしていきたい……。


2021.06.05.11:13

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