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発達障害 バケツひとつ理論で説明④ 自己肯定感の低さ

バケツひとつというシンプルモデルで説明できるのではないか、と最近考えてます。

決して、単純だとか、不快にさせる意図はありません。もしそのように伝わってしまったらごめんなさい。
発達障害を理解するのに、いい切り口だと考えていて、自身のことや家族の言ってたことや周りの人間関係(自然と発達障害の周りには発達障害が集まるような気がする)を見て感じたことです。

あたらしいアイディアを生み出す

すべてを一つの箱に入れているので、垣根なくいろんなものをくっつけることができる。
だから新しいことを産み出すことができる。
分類が得意な人はすべて分けてしまってそしてその垣根を越えられない、はっきりとわかれている。それによって管理はしやすくなる。
でも、新しいアイディアを出すというより適切に管理をしていくことが得意である。


自己肯定感の低さ

自己肯定感が低くなる理由として、じぶんの軸がなく、つねにバケツで汲み取った価値観で生きている。ゆえにじぶんの価値観というものはあまりない。
ときとしてASD的にバケツの底に石のような固定された価値観があると
汲み取った価値観と合わないとパニックをおこす。さらには様々な価値観の川が流れているので、バケツ一つではすべての価値観が混ざってしまって、混ぜるな危険みたいなことも起こって、結局自己肯定感は育まれず、下がるだけである。
でも、自己肯定感が高まらないかもしれないけど、組み直せばよいということはある。それでも社会の様々な価値観を分類して持っておくことは果てしなく難しいから、一般的な企業、一般的な学校にいたら、価値観が定まっていないことで、自己肯定感は下がってしまうだろう。

メンタルの弱さ②

バケツは一つだが、もちろん毎日いろんな経験はしている。だから、バケツ一つというのは意識できることが一つということであり、記憶がないわけではない。
鍵をいろんな所において自ら困ることが多くある。
家に帰ってきて、服を脱ぐことやみたいテレビがあることなどで、鍵を適当に置く
※鍵をもとの場所に置いた方がいいことは知っているが、できない、鍵を忘れない工夫をしたらいいことは知っているができないじぶんがいる。そんなじぶんに一番嫌気や腹が立ったり、驚くのも自分である。
出掛ける直前になって「ないない」となって慌てて自己嫌悪になる。
今のじぶんと過去のじぶんとの整合性がとれない。そして価値観が醸成されない。自己嫌悪になる。自分で自分を傷つけてメンタル弱くなる。

かなり雑かもしれないけど、自分への理解、もしくは周りの人への理解の一助になればと思います。

またバケツひとつ理論で説明していきます。

次を担う世代のために、リモート稽古のために空手着や道具作成やリアルな稽古出張のために使います。