たぶん、人類は無駄すら捨てるだろう

AIが普及すれば「やらなくてはいけないこと」から解放され、人間はもっとクリエイティブな仕事につくでしょう。

ずっと、嘘だと思っている。嘘だというのは言い過ぎだとしても、8割がた疑っている。VUCAの時代だ、STEAM教育が大事だ、クリエイティブが大事だ、と言われ続けてきた。それでも僕はそんな時代を疑ってかかっている。

きっと人間はナマケモノなので、クリエイティブすらAIに投げるだろうと思ってきた。無駄を犯す権利すら、きっと外注するだろうと思っていた。

そんなことを書こう書こうと思っていたら、いつの間にか絵を描くAIが無料で公開されていた。学習したパターンを生成するから、狙った通りにはなかなかいかないとしても、圧倒的アウトプット量である。

”要望”を伝えたら瞬時に絵柄が変わるのだ。

小説を書くAIも出てきた。

ちょっとずつ長く生きていくと、すべての人が、別に生み出すことを是としているわけではないということをなんとなくわかってきた。

むしろ、大多数は与えてくれるものを望むだろう。

そのとき、エンターテインメントはどこまで人の手でつくられるだろう?アートはどこまで人の手でかたちづくられるだろう?

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