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6月第2週〜造幣さいたま博物館〜

はじめに

 この週は鉄道博物館に行くつもりで計画していたのだが鉄道好きの友人が解説してくれることになったので、早起きして合流までの時間造幣さいたま博物館へ行くことにした。一人旅の記録を毎週書くというルールがこのようなときは邪魔になるがしょうがない。ここも気になってGoogleマップにチェックをつけていた場所の1つなので気持ちを切り替えていくことにした。

造幣さいたま博物館

 受付で入館者用のバッジをもらい胸に付けて入る。中は博物館と工場見学2つのゾーンに分かれていた。まずは知識を詰め込もう、ということで博物館の方からまわることにする。
 博物館ゾーンは展示が貨幣に特化しているので小さくはあるがとても充実している内容だった。綺麗で明るく落ち着いた雰囲気の博物館は総じてよい。新しい五百円玉の偽造防止技術を一つ一つ丁寧に見ることや自分の持っている小銭の劣化具合を機会で調べることが出来た。とにかく老若男女に貨幣を身近に思ってほしいという願いが詰まっている展示が多かった。

自分の硬貨を調べられる


 他にも撮影できない勲章も沢山あった。近くで見ることは普段ないけれど名前は知っているもの達の細かいこだわりが多く見ているだけで楽しい。また昔の貨幣も丁寧に保管されており時代だけでなく大きさや重さ、銅の割合まで書かれており比べることが出来る。普段博物館では見ないこの視点は餅は餅屋といったところだろうか。もちろん海外の貨幣もあり世界史で見てきたけれど博物館では見れないからそれだけでワクワクした。    

あまり他の博物館には置いていないもの


 工場見学は実際に働いている人がいるからか完全に撮影禁止であった。ドキュメンタリー番組で見たことのある場所、様子を好きなだけ見ることができるというのはとても貴重である。博物館側で見た道具や工程を実際に行っている様子をすぐに見ることが出来るということ自体に価値があるだろう。

おわりに

 大きな博物館も良いが実際に動いている場所を見ることが出来知識と経験が繋がる博物館は小さくても良いものだと感じた。貨幣や紙幣が新しくなるという自分にとって一番興味があるタイミングで訪れることができたのも幸運だったと思う。また新しい紙幣が出てから訪れたい。

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