見出し画像

SIGMA fpとPowder Blueの魅力を探る街スナップ

SIGMA fpでの街スナップ動画をYouTubeで更新しました。
カラーモード"Powder Blue"、アスペクト比7:6(今回はミスって4:3)で縛って撮影してきました。
レンズはフォクトレンダー HELIAR 40mm F2.8 Aspherical Lです。
これから数回にわたってスナップの様子をお届けしますので気になる方はぜひご覧ください。

で、こちらのnoteには動画内で撮影した写真と喋ったことを纏めようと思います。


さて今回は西葛西にやってきました。
あいにくの曇天ではあるんですが、こういう曇天でPowderBlueがどういう描写を見せるのかも気になりますのでさっそく撮っていきましょう。

昔ながらの団地の下にあるアーケード商店街

レトロなところをいきなり見つけました。
こういう商店街、今はもうあまり見ませんね。

描写はかなり寒々しい印象があります。嫌いじゃないですけど。
曇天のさらに日陰になってるようなところなので青みが強く出過ぎちゃう感じでしょうか。
まだ一枚目なのでいろいろ撮ってみて見ていきましょう。

あと40mmの画角感がまだしっくりきてない感じがします笑。
この辺は慣れですね。

アーケードの中に入って一枚

この写真も同じような描写ではあるんですけど、さっきの写真ほど寒々しい印象にならないのはなぜだろう。
右上の空のハイライトがあることで全体の調和が取れた感じがします。
光と空気感との相性がけっこう重要かも。

レトロな写真屋さん
柱を前景に入れて一工夫
柱の錆

レンズの最短撮影距離は短くないので寄れてこのくらい。
質感ものも撮れそうなのでもう少し寄れるレンズも欲しいところ。

ボケの表現はとろけるようなってほどの感じじゃないけど、主題の邪魔をしない素直なボケでとても好きです。

咄嗟の一枚

操作のレスポンスは良くないので咄嗟の撮影には強くないけど、MFで5mくらいにピント置いておけば多少は速射もできそう。
もともとじっくりのテンポで撮るつもりで買ったカメラなのでそこに対する不満は全然ないです。

柱にハマった植木

今回の写真はJPG撮って出しではなくRAW現像(Lightroom)でPowderBlueのプロファイルを当てて、その上で多少の調整をして本当のPowderBlueの色に更に寄せてるんですが、緑がどうも蛍光色っぽい雰囲気になるのがちょっと気になりまして、そこだけ少し調整してます。
とはいえそれも少しだけなので、ほぼPowderBlueそのままの色だと思っていただいて大丈夫です。

よりハマった植木
空が入るとやっぱり空気感が出るみたい

上の2枚を比べるとわかりやすいのが、やっぱり画面内に空などのはっきりしたハイライトが入ることで空気感が出て、PowderBlueとの相性が更に良くなる感じがします。
ローキーよりはハイキーの方が合いそうな気がします。


というわけで今回はここまで。
この後何回かに分けてSIGMA fpでのスナップをお届けしていきますので、ぜひYouTubeでご覧いただければと思います。

それではまた。

この記事が参加している募集

カメラのたのしみ方

休日フォトアルバム

気に入っていただけましたら。活動の糧にさせていただきます。