街に出たら3日は寝込むアレ。うつ病マンの外出問題をなんとかする
「水曜日に医者？よし、2時間待ちだから翌日から5日寝るコースでスケジュール組むぞ✨」
こんな生活もうやだ。そんなあなたに「外出で疲れない」ためのうつヌケハックです。
うつヌケハック担当者、株式会社イメジンの日野成美です。
前回の記事はこちら💁♀️
うつ病マンのライフハックを強化していく方針でしばらく参ります、うつヌケハック。
今日はアレですよ、アレ。
外出ると数日寝込んでヤベェ問題。
特にイオンモールとか原宿駅とか、人混みにぎやか系の場所に行くと、1週間くらい寝込みません？
ぐおぉぉぉ田舎の民にとってイオンモールは仕事場で買い物先でデートスポットなのに、やってられるかあぁぁぁぁ。他に行くとこないじゃんかぁぁぁ。
あと病院もめっちゃ疲れますよね。メンクリは永遠に電話orオンライン診療を導入したままでいいんじゃないかって気もするんですけどね。
今日はそんな、外出した際のストレスを極限までなんとかする！
うつ病はストレスを強く感じ、しかもそれを脳内で増幅する病気である
さて、うつが強くなると「外出できない」「外出するとすごく疲れて、数日動けない」などの状態が発生します。
うつ病は、脳の炎症（諸説あります！）。
暴走状態の脳みそは機能が低下し、ちょっとしたストレスでも強く感知・反応するように体が変化しています。
朝日の差し込む光を見ただけで、体がキツくなる。
テレビや映画を観られない。
そんな状態の人が人混みでバテるのは当たり前だ！
ん？
「自分はそこまでひどい症状じゃないけど、なんか疲れるから人混み嫌なんです」と？
この場合ですね、町中で疲れるのは2パターン考えられます。
1つ目は、通りすがりの赤の他人の顔色まで全部読んで、困ってる人を助けようとしちゃうから疲れるパターン。
たとえば電車に乗っても、席を代わるお年寄りがいないか常に目で探しちゃう。ヘルプマークつけた人がまわりを見渡してないか、見つけようとしちゃう。
自分がきついのに！心が綺麗すぎて私つらい！もう大好き！
2つ目は、ネガティブ・セルフトークのクセがついている場合です。
脳はネガティブなことにストレスを感じ、ポジティブなことを考えると疲れません。
「無職なのにこんなに楽しそうにしてて自分は」みたいな脳内実況を繰り広げる人もいるけど、結構ストレス増幅するのでちょっとずつ自分を大事にしよう！
体がぶっ壊れて心が悲鳴をあげるまで頑張って、今休んでるあなたはヒーローだよ！！
ってことで、外出時の対処法のおすすめは、論理的に考えるとこちらです。
・空気を読まないですごす
・ネガティブなセルフトークを、なるべくしない（しても自分を許す）
・こまめに休む
ぐはーーーーー。
吐血した読者が見えた！
おっけ、わかった！コツを教える！
まず、次の呪文を唱えてください。
休む自分は超えらい。楽しむ私がマジ素敵。明日は今日よりすばらしい。
↑を3回唱えてからこの先にお進みください。いいですね？
……外出ができるまで回復した。おめでとうございます。
人がこわいけど、怖くない。すごいことです。
でも、今までできたことができなくなっている。怖いですよね。ふつうに出かけて帰るだけのことが、どうしてこんなにつらいんだろうって。思いますよね。
今ふつうにできないあなたは、これまですごく頑張ったのです。
人の期待に応えようとして、よく頑張ってこられました。
自分の体の悲鳴を聞いてあげてください。気のせいや自律神経のバグ、妄想なんかじゃないのです。
まわりの空気を読まないということは、困っている人を見捨てることではありません。他の元気はつらつな方にお任せしましょう。
まずはあなた自身が、過酷なストレス環境から自分の脳を守ってあげてください。
ネガティブな独り言が出ても仕方ない、だってずっとその声と付き合ってきたんですもん。
なので、まずはネガティブワードが出てきても、それを大事にしてあげてください。
「死んだ方がマシ」「いつになったら治るんだ」「ごく潰し」
そんなふうに自分を罰しながら、人のためになんとか生きようとするあなたはいい人です。
あなたをいじめないであげてください。
どうやっていじめないで過ごすかって、その方法を下記にご紹介しますから。
うつ病でもイオンモールに行ける！ご機嫌に市街地に行けるスケジュールの組み方
嵐のようなストレス吹き荒れる、市街地にお出かけして（極力）バテない方法がこちらだ！
コツはこまめに休むタイミングを作ること。いま体も脳も疲れやすいからすぐ休憩入れてあげよ！
①30分〜1時間に1回、静かなカフェやお店に入って休むコースを作る
田園地帯だと厳しいかもしれませんが、休憩スポットになる場所は常にチェックしておきましょう！イオンモールとかショッピングモール系だとカフェやレストランだらけだから困らないね、フリースペースもある！
とにかく椅子に座る。水分を摂取する。目をつむる。
そのための静かな場所を、オーバーヒートな体や脳のために確保してあげましょうね。
②平日・早朝・開店直後・閉店前など、混雑していない時間帯にGO
場所にもよりますが平日のオープン直後、夕食時間帯の後（18時以降）はどこも空いてて狙い目です。
平日午前中は本当に空いてる！私4年前（コロナ前）、ゴールデンウィークに京都に行くという人混み地獄の暴挙を成し遂げた時、金閣寺・清水寺も朝の開扉前から突撃したら、かなり空いてラクラク入れましたもん。
あとGoogleマップの混雑情報で、空いてそうな時間を狙って行ってみましょう。
ランチなら、入店を11時か13時にするだけで激混みを避けられる！
③病院への通院の後には、楽しみを作っておいてテンションを上げる
メンクリをはじめ病院への通院、疲れますよね。予約したのが11時なのに診察が12時半で「あんまり待たずに済んだ」みたいな世界観がマジで頭抱えますよね。
通院は大仕事です。なので、ご褒美を作りましょう。
スタバでフラペチーノ、コンビニスイーツの新作を買う、マックじゃなくてモスバーガー。そんなんでいいんです。
④疲れたら、座って目をつむる。
目を閉じて視界から入ってくる情報をシャットアウトするだけで、ストレスが90%以上減ると言われています。
マインドフルネス瞑想を1分やるイメージですね。
耳栓やノイズキャンセリングイヤホンが効果的な場合もありますよ！
⑤無事に帰ってこれた自分を褒めたたえる
「この後、寝込むだろうな」と予測しながらも、医者に行くために街へ出て、買い物するために店に来られた。
それってすごいことです。
帰ったら自分を褒め称えまくりましょう。自分をほめまくってから寝ると安眠もできます。
ゆっくり眠って、こまめにケアして、あなたが明日のごはんやコーヒーを美味しくいただけますように。
次回「実録体験！町中で倒れたらどうなる？うつ病マンが300km離れた家に帰るためにやったすごい方法」の予定。お楽しみに！
うつヌケハック質問箱はこちら🎁
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