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第4回fuzzカップ

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fuzzカップの記事をまとめました。
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2023年8月の記事一覧

第4回fuzzカップ観戦記ベスト64F

【担当記者:今田孝志】 1回戦(田口-佐治-大川-五反地) 大接戦となった2回戦を中心に書き進めたいと思う。 1回戦のトップは田口。 まるで先頭打者ホームラン。開局早々5連続アガリで5連荘。6000オールを含み、この時点でほぼ勝負を決めた。その後大川に12000、五反地に8000の放銃があったが、それでも終始大量リードを保ったままトップで終了。 2着は佐治。田口が大量リードで走る中、東2局に4000オールをツモアガり、放銃なしの安定した試合運びで2着を確保した。 2回戦

はじめてのかいせつ 上手にできるかな

先日の第4回fuzzカップで麻雀人生初の解説をさせて頂きました。 その時に気を付けていたこと等について書いてみようと思います。 事前準備 7月5日のfuzzカップで自分が選手として出るさいにオファー頂きました。 正直、けっこうぶつけ本番でした。 今まで練習でも一回もやったことはありませんでした。 ただ、麻雀放送を見る際に解説に注目しながら見るようにはしました。 また、解説をやったことがある何人かの方に「大事なことは何ですか?」と質問をしたところ、多くの方が「打牌批判ではな

第4回fuzzカップ観戦記ベスト64E

【担当記者:今田孝志】 8月6日から全国高等学校野球選手権大会が始まった。 「甲子園には魔物が棲む」と言われることがあるが、fuzzカップにも魔物は棲んでいるのかもしれない。魔物の名は「小林泰規」というのかもしれない。 そんなことさえ感じてしまう波乱のベスト64E卓だった。 1回戦(武中-阿賀-逢川-小林) 嵐の前の静けさ。1回戦はかわし手の応酬となる。 東1局。親の武中がドラをポンしてホンイツへ向かうが、アガリは阿賀の2000。(放銃逢川) 東2局1本場は、阿賀の親

第4回fuzzカップベスト64D卓自戦記

やあ、ボクだよ。アルパカだよ。お盆休みで、特にやることもないんでしょ?アルパカnoteを読んでっておくれよ。今日も楽しい話だヨ。 そういえばボクは、ベスト128Aの観戦記をこのアルパカnoteで書いた時、今田孝志さんと丸かぶりして、以降書き方を変えたってことがありました。その今田さんは、今では公式観戦記者として、ボクのベスト64Dも素敵に書いてくださってます。今田さん、ありがとうございます。 アーカイブを視聴するにはメンバーシップ登録(990円/月)が必要ではありますが、

第4回fuzzカップ観戦記ベスト64D

【担当記者:今田孝志】 8月6日に行われたMトーナメント2023決勝はKADOKAWAサクラナイツ、日本プロ麻雀協会所属の渋川難波の2連勝による優勝で幕を下ろした。 Mリーガーに団体推薦者を加えたトッププロによる個人トーナメント戦をご覧になり、トーナメント条件戦の面白さに触れた方も大勢いらっしゃるのではないだろうか。 Mトーナメントは終了したが、fuzzカップはまだまだ続く。赤あり・オカあり・ウマ10-30のMトーナメントとほぼ同じルールで、協会プロ達がしのぎを削る。毎週水

第4回fuzzカップ観戦記ベスト64C

【担当記者:今田孝志】 1回戦(矢島-石川-小川-石井) 三萬ポンして六萬を捨てている人に対して三萬は、リャンメン・シャンポン・単騎で放銃することは100%ない。 カンチャン・ペンチャンはあり得るが、自身でポンした牌のカンチャン・ペンチャン待ちになっていることは、通常ない。 通常はないが、ある時はある。 東1局に矢島からのこの8000で先制した石井は、東3局1本場には白ポンから3副露し、赤⑤ピン単騎ツモで1000-2000は1100-2100のアガリ。 矢島、小川のA1