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2020明治安田生命J3リーグ第18節ガイナーレ鳥取戦 簡易レビュー

自分の活動限界を迎える前にちょっとだけ簡易レビューと称して今日のおさらい。



 2020明治安田生命J3リーグ第18節
 対戦相手・ガイナーレ鳥取
 試合会場・ありがとうサービス、夢スタジアム
 試合結果・2-1 勝ち点3獲得
 得点・チョン ハンチョル、林
 順位 8位(暫定)
 通算成績 7勝7分4敗 
 勝ち点 25
 得点 18 失点 13 得失点差+5


スターティングイレブン

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スタメンは前節福島戦から3人の入れ替え。

出場停止明けの上原選手が左SBに復帰、岡山選手2センターハーフの一角、片井選手がツートップの一角で出場。

今日のDAZNさんはいわゆるフラットな4-4-2でスタメン配置図を作成していました。

得点経過

 前半14分、鳥取陣内右サイドでフリーキックを得てボールのそばには駒野選手と上原選手。駒野選手がボールをセットし直すと同時に上原選手がキックを放つ。
 そのキックは壁とキーパーの間を狙ったキックとなり壁から抜け出したハンチョル選手が頭で流し込みゴールイン!!ハンチョル選手は今治加入後初得点!まずは先制点奪取に成功します。

今治1-0鳥取

 夢スタでの待望の追加点は後半32分、楠美選手のブロックしたボールが相手キーパー田尻選手まで戻ります。そこへスタメン出場の岡山選手が猛然とプレスを敢行。
 たまらず田尻選手が岡山選手をかわそうと短いパスを出しますがそのパス味方からズレて林選手に渡り林選手はすかさず鳥取ゴールへシュートを打ち込みゴールネットを揺らしました!

今治は林選手の今シーズン4点目(得点は全部夢スタ!)でリードを広げることに成功します。

今治2-0鳥取

後半アディショナルタイム4分(45分+4分)

今治陣内で左コーナーキックを得た鳥取。そこから供給されたキックは弾いて防ぎますがボールはエリアの外左側に位置取っていた途中出場の坂井選手の足元に流れ坂井選手はすかさずシュート。

それのシュートは結果ゴールネットに吸い込まれ1点を返されます。

今治2-1鳥取

試合はそのままタイムアップ。今治は2試合連続のクリーンシート達成はならなかったものの今シーズン初の連続試合複数得点、2度目の2連勝を達成となった。

その姿はしなやかな中盤の猟犬

今季初めて夢スタのスコアボードに「2」が刻まれた。相手GK.DFの位置を冷静に見極め古巣への恩返し弾をたたき込んだ林選手の技術もさることながら足元にボールが至るまでの一連の流れは泥臭くも素晴らしかったように思います。

まずは楠美選手、連戦続きでしたが随所で相手の攻撃の芽を摘んでいましたがこの2点目のきっかけとなるスライディングは見事なものでした。その様は猟犬が獲物を捕らえるごとく正確なポジショニングだったように思います。

そして相手陣内奥に戻る形となったボールを猟犬のごとく果敢に追い回したのは岡山選手。プレスをかけると同時に、3バックで守る鳥取DFへのパスコースをほぼ消し去ったのは見事でした。

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上の図はあれです。よく上から見た様なサッカーの解説で出てくる様な図です。

鳥取GKがパスを出す前の状況ですが、3バックで守る鳥取ディフェンス陣の距離が崩れています。1.2の選手間の距離が極端に狭くなっていてそこにパスを出すと距離が近すぎるために岡山選手にボールをさらわれる可能性が高くこのパスコースは使えません。
 また落ちてきていたセンターハーフ(3)に通そうとしても岡山選手の後ろに位置していたので実質そこに通すことはできず、岡山選手はこの状態で考えられるパスコース4つの内3つを封鎖するというなかなかお目にかかられない仕事を成し遂げていたのです。

そしてGKが4つ目のパスコースである4にパスを出そうとした時にパスが林選手の方に流れたことによってこの得点が生まれた…という解釈もできます。

本当にこれらのことを瞬時にやってしまうわけなんで何というかレトリーバーというか猟犬と被ったわけですわ。


というわけで個人的な初めての試みですが簡易レビューの方をやってみました。

鉄は熱いうちに打て、ではないですが今日イチ印象に残ったプレーを記してみました。

なんというか言語化できることがあればまたやってみたいとも思います。笑

それでは、お疲れ様でした。


この項、了。





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