2020明治安田生命J3リーグ第18節　ガイナーレ鳥取戦　プレビュー（後編）

　この時点ですでにＡＮＮ（オールナイトニッポン）は始まっています。
　前編を書き上げた勢いでプレビュー本番に臨みたいと思います。
　

前回対戦時

　アウェイ鳥取戦（６節）では前半早々に先制をしながらも前半のうちに同点に追いつかれ、後半早い時間に逆転をされ反撃も及ばず１－２で悔しい敗戦を喫しました。
https://youtu.be/ORMDW-fu88o
　鳥取の早い寄せも然り、そのプレースピードに面食らってしまった一戦であったようにも思います。

鳥取の現状

ガイナーレ鳥取　
順位　4位
通算成績　9勝3分5敗
勝ち点　30
得点　22　失点　18　得失点差＋4
最近５試合の結果
相模原●　0-1
秋田●　0-4
沼津○　1-0
岩手●　0-2
藤枝○　3-1

　鳥取は最近5試合で2勝3敗で2連敗中と特徴であるディフェンスのハイライン、寄せの早さがここ1ヶ月ほど夏場の疲労もあってかハマらない試合というの多くなってきているような印象を受けます。
　逆にその特徴がフルに生きた場合はボールを掻っ攫ってからの攻めは脅威でもあります。疲労の考慮・気候が良くなってきて運動量が戻ってきた場合は押し込まれる展開があってもおかしくないと思われます。

試合展望

　今治は前節岩手戦以来5試合ぶりの勝利となったが、勝てなかった4試合の間も守備陣は3失点とその間複数失点を喫することはなく、福島戦ではクリーンシートを達成している。攻撃陣も前編で触れたが福島戦で9試合ぶりの複数得点を記録し、8月後半からの嫌な流れから抜け出せそうな予兆があるか。
　まずは前回対戦では対応しきれなかった鳥取のプレースピード・寄せの速さに焦らず対応して鳥取攻撃陣を沈黙させたい。
　前半戦17試合を戦って経験値を積んだ今なら冷静な判断ができ、前半戦対戦時より十分互角以上に戦えるはず。また、課題とするセットプレーの守備においてはフェルナンジーニョ等のプレースキッカーから供給される正確なキックに特に細心の注意を払いたい。
　攻撃面では鳥取のディフェンスラインの裏をいかに取るか。橋本選手が福島戦での怪我で離脱するためツートップを組むであろう桑島選手、古巣対戦となる林選手にはより重圧がかかるがそれを跳ね除けてのゴールショーを期待したい。

今節の注目選手

ＦＣ今治

Ｎｏ．１３　澤上竜二 選手
　鳥取の選手は比較的小柄な選手が多くハイボールの競り合いに勝ち、ポストプレーが状況打開のカギになるのは間違いない。
　セレッソから移籍前に鳥取と対戦しているがその時は無得点に終わっているで鳥取からの今シーズン初ゴール、自身の夢スタ初ゴールを狙っているはず。

Ｎｏ．１１　林誠道 選手
　林選手にとって、鳥取は昨年までプロ入りから５年間を過ごした古巣。前回対戦時は怪我で欠場に終わっただけに高木監督に自身の豪快なゴールと成長を見せつけられるか。

Ｎｏ．２５　楠美圭史 選手
　鳥取は前回の対戦時に決勝点となるＰＫを献上してしまった因縁の相手。主将のひとりというだけでなく、彼のプレー面での存在の大きさを富山戦で思い知ったサポーターも多いはず。橋本選手が離脱した今、守備面でカバーし、センターハーフの相方を引っ張るという困難なミッションも今の彼には造作もないはずだ。

ガイナーレ鳥取

Ｎｏ．１０　フェルナンジーニョ 選手
　ガンバ大阪のＪ初優勝に貢献し２年連続でベストイレブンにも選出された世代屈指のドリブラーも39歳。スピードが落ちたとはいえその技術は錆びついてはいません。プレースキックの精度も絶妙。
　彼に自由を与えないことは勝利への絶対条件なのは間違いない。
　ちなみにフェルナンジーニョは愛称で訳すと「小さいフェルナンド」になります。

Ｎｏ．１７　 田口裕也 選手
　今年のサッカー選手権で四日市中央工高のエースナンバーを背負い同校のベスト８進出に貢献したのは記憶に新しいところ。
　プロ入り後はここまで3点を挙げ、冷静な飛び出しにキープ力には伸びしろを感じさせされますが要注意。
　髪型がちょくちょく変わるので鳥取サポ―ターもそれに驚かされる模様。

Ｎｏ．７　 可児壮隆 選手
　2017年に今治に所属した後鳥取に加入し、鳥取のキャプテンを務めるダイナモ。鳥取の早い寄せを体現する彼や中盤の選手をいかにいなせるかがポイント。
　キックオフ時は必ず前に蹴りだす模様。

編集後記

　前半戦17試合を消化してFC今治は夢スタから後半戦が始まります。
福島戦前のＪ-ヴィレッジでの合宿が良い結果として出てくるといいなと切実に願っています。今日はセレッソ大阪U‐23戦以来のホームでの勝利、何なら今期はまだ達成されていない複数得点での勝利を願って自分はゲーフラを掲げて手拍子を打ちます。
　さて、ラッキィさんから引き継いだ形になるプレビュー。2020シーズン初回は如何でしたでしょうか。金曜日の夜にReiさんと今回のプレビューについての話をして、土曜日夜から編集作業にかかり前後編を完成させたのが今この時間です。（画像参照）

改めてラッキィさんすげぇぇぇぇぇぇ！と思いました。神だよ。
そしてたまたま月曜日休みでよかったと震えております。

　さて、Reiさんと話した中で前半戦の振り返りというのが話の大半だったのですが、鳥取戦を取り急ぎ仕上げることを優先させたため、前半戦の振り返りに関しては、鳥取戦後に改めて編集ができればと考えています。
　鳥取戦の10時間前の公開となってしましましたが、楽しんでいただけましたなら幸いです。本日夢スタに参戦される方、DAZNでリモート観戦される方、朝晩は涼しいどころか寒いくらいになってきておりますの寒暖差で体調を崩されないようお気を付けください！それでは夢スタで！！

この項、了。