新しいことを『ひとつはじめる』と一気に世界がひろがる
「あたらしいこと」
先週から、着付け教室に通い始めました。
数年前から茶道のお稽古に通っています。
普段のお稽古は普通のパンツスタイルで通っており、畳の上をバサバサと大股で歩くクセが抜けず・・・。
先生は「手足が長いから~」と笑ってすませてくださることもあるのですが、「やっぱりお着物を着てお点前をすると、立ち居振る舞い、所作がかわってきますよ」ということで、先生、先輩からお着物や帯を譲って頂きました。
これは『真剣に学びなさい』
というタイミングなのだなと感じ、「一人で着物を着られること」を目標に着付け教室に入門しました。
着物のたたみ方からはじまり
長襦袢、衣紋、身八つ口、おくみ、二重太鼓・・・
はじめて聞く用語の数々。知ることの楽しさ。
着物を着るまでの下準備。
「帯1本で、どうしてこんな立体的な結び方ができるのか??」
日本の文化に感嘆します・・・
時代劇を見ると、俳優さんたちの着物の着こなしや、立ち居振る舞いに目がいくようになり
その人物と時代背景、海外とのかかわりなど、いつ頃からどのように関係しているのか、現在にどう活きているのかということに興味が湧きはじめてきました。
学生時代の地理・歴史の時間は、ただの丸暗記だったのですが。
そして、結婚式のときに、花嫁衣裳を着付けてくれた美容師の友人のことを思い出し、ただただ尊敬。
昨年から和裁の学校に通いはじめた友人の娘さんにも、尊敬の念とエールをおくりたい。
アタマをつかって覚えることも、なかなか大変ですが、五十肩で、帯の結びもままならず、悪戦苦闘する時間。
でも「着付けを覚える」ということだけが目標ではなく、
いつか「美しく着物を着こなせる人になりたい」と思うと、自ずと日常生活の所作や、言葉遣いにも気をつかうようになってきたことが、最近の学びです。
教室の先生だけでなく、通われている他の生徒さんのたたずまいや、指の使い方なども、勉強になります。
年を重ねていくことも、ますます楽しみが増えてきますね。
このような機会をいただき、有り難いことです。
読んでいただき、ありがとうございます。
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