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広辞苑を読む。30
新しくフルタイムのバイトを始めることになった。通勤時間も発生するので、今まで通り5ページのペースで読み進めるのは難しいかもしれない。
とりあえず目安は3ページということにしておいて、投稿も一週間おきとかにしようかと考えている。ただそうすると一記事あたりの単語が膨大になってしまうので、その辺はやってみて調整していきたい。
今日はP143【熱り立つ】から読んでいく。
【生きる・活きる】(「息」と同源。平安中期までは主に四段活用)①生物が、生命を保つ。生存する。②生計をたてる。生活をいとなむ。また、生命を託する。「筆一本で—・きる」「海に—・きる人々」「美術に—・きる」③生命であるもののように作用する。㋐効力を持つ。持ち味・本領を発揮する。㋑生気があふれる。
生きるって簡単だけど難しい。①があってから②があり、そして㋑に
【熱・熅】いきれること。むれること。その熱気やにおい。いきり。「人—」「草—」
俗語で言う「イキってる」はここから来てるのかと思ったが、「意気がる」の略だった。
【イグアナ】イグアナ科のトカゲ類の総称。主にアメリカ大陸にすみ、パシリスク・アノールトカゲ・ウミイグアナなど約七〇〇種。
今まで出てきた動物図版は全部左向きなのに、イグアナだけ右向いてるんですよ。なぜだ。考察が捗る(次のイグアノドンにも図版があるから説が有力)。
【居食い】①働かずに手持ちの財産を処分しながら暮らすこと。座食。徒食。
ほぼずっとこれ。
【郁郁】①文物の盛んなさま。文章の格調の高いさま。②香気の盛んなさま。「—たる梅花」
郁郁たる文章を書きたい。
【育児休業】育児・介護休業法に基づき、原則として生後一歳、一定の場合には一歳六ヶ月に達するまでの子を養育する男女労働者に認められている休業。事業主は、労働者からこの申し出があった場合、原則として拒むことができない。
育児休業は法律で定められているけれど、育児休暇は努力義務なんだな。でも一歳じゃ全然足りない気もする。
【幾星霜】長い年月。いくとしつき。
よくよく考えたら星と霜っていうのは不思議な並びだ。幾霜という言葉はあるので、星で強調している感じなのだろうか。
【イグノーベル賞】(Ig Nobel Prise)(ignoble(不名誉な)にかけた名称)ノーベル賞のパロディーとして、ユーモアあふれる研究に贈られる賞。一九九一年、アメリカで創設。
『ディジュリドゥ』(オーストラリアの先住民の民族楽器)を定期的に演奏することで、閉塞性睡眠時無呼吸症候群やいびきの治療法になることの実証……など
【幾何・幾許】①どれほど。どんなに多く。②(「も」を伴い、否定・反語に用いる)なにほども。
漢字で書いてあったら絶対読めない単語。
【幾ら】(ラは接頭辞)不定の度合・分量を表す語。どれほど。
「幾らか」だと少ないけれど「幾らも」だとたくさん。難しい。
今回は以上。次回はP146【居消質奉公】から読んでいく。読めたらいいな。
昔々、あるところに読書ばかりしている若者がおりました。彼は自分の居場所の無さを嘆き、毎日のように家を出ては図書館に向かいます。そうして1日1日をやり過ごしているのです。 ある日、彼が座って読書している向かいに、一人の老人がやってきました。老人は彼の手にした本をチラッと見て、そのま