広辞苑を読む。35
仕事終わりで百貨店に入った時の場違い感がすごくて疲れながら、今日も広辞苑を読んでいく。
【イスラム復興】二〇世紀半ばから顕在化したイスラム世界の宗教復興。イスラム法の再生をめざし、モスク建設や福祉活動を行う草の根型の復興運動や、イスラム原理主義とも呼ばれる急進的な政治運動がある。
今まで触れる機会が全くなかったのでこの辺の歴史とか全然わからないけれど、勉強してみたい。
【何れともなし】どれもこれも同様であること。いずれとなし。
どんぐりの背比べ的な感じか。
【伊勢は津で持つ、津は伊勢で持つ、尾張名古屋は城で持つ】伊勢は津の港があることで参拝者が集まる、津は伊勢神宮への参拝者が多いことで栄える、尾張の名古屋は城が出来たことで栄える。
お伊勢参りや名古屋城築城のあった江戸時代の言い回し。おそらく鉄道が出来てから津は持たなくなった。
【伊勢街道】伊勢神宮への参詣道の称。東海道の日永(今、四日市市)から南下する道と、関から南下する道とが特に重要で、後者を伊勢別街道とよぶ。参宮街道。
旧街道にありがちなように、昔は立派な道だったんだろうなあと思うけれど、今は交通量の多い割に狭くて通りにくい道になっている。
【伊勢鳥居】神明鳥居の一種。笠木が五角形断面で貫の両端が柱をつらぬかない鳥居。柱は垂直に立つ。伊勢神宮などにあるもの。伊勢神明鳥居。
一時鳥居の分類にはまったことがあった。このタイプの長所は、笠木の上に石を投げ乗せられないこと。
【いそいそ】うれしくて動作にはずみがついているさま。心の急ぐさま。
申し訳なさそうに撤退する感じだと思っていた。
今回はP162まで。伊勢〇〇が多くてやりやすかった。
次は【急ぎ足】から。
昔々、あるところに読書ばかりしている若者がおりました。彼は自分の居場所の無さを嘆き、毎日のように家を出ては図書館に向かいます。そうして1日1日をやり過ごしているのです。 ある日、彼が座って読書している向かいに、一人の老人がやってきました。老人は彼の手にした本をチラッと見て、そのま