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【本紹介】近藤誠:医者が言わないこと

□紹介する本

医者が言わないこと
[著] 近藤誠

□内容

・医者が人間ドックを受けない理由

・がん検診とがん手術はしない

衝撃的な内容だ。

抗がん剤は効かない。毒。
—> 医者にとって抗がん剤治療は都合が良い

がんの手術はがんを悪化させる
摘出するとその周りに転移しやすい
—> 医者にとって治療すれば利益になる。

CT検査は1回あたり、発がん性を16%上げる。

病院へ良く行く人ほど危ない。
薬や治療で命を縮めやすい。

医者の免許更新はない。
—> 初歩的なミスなどが起こる。

医者に会ったら問診で絶対質問すること。
録音することも大切。

高血圧を下げる薬は逆効果な場合もある。
降圧群は、脳梗塞1.6倍、がん4.5倍増し

降圧剤
—>脳の血流不足

基準値は超えても病気じゃない
上位または下位2.5%に入っただけ。

高血圧は病院に通う人増やすために設けられたもの。

コレステロール値を無理に下げると病気になる。
—>総コレステロールも悪玉コレステロールも、必要な分だけ身体にある。
実は、高い人ほど長生き?

糖尿病も自覚症状ない限り治療するな。

生活習慣病の薬はやめて良い

最近は断薬の専門家もいる。

中高年の癌は普通の老化現象。
—>別にがんと診断しなくてもいい場合もある。

本物の癌は、肺や肝臓にがんがある時?

健康診断を受けてはいけない。
という本があるようだ。

むやみに癌を切除すると、
白血球などににあるアクセル因子、増殖因子(サイトカイン)が働いて、どんどんがん細胞も増える。

放置していても自然に消える癌もある。
ウイルスの感染による一時的ながんもある。

甲状腺、前立腺、乳がん
—>これら潜在的な癌はほとんど死には繋がらない。無害なイボと同じ。

癌と診断されたら読む本

胸部X線解析は発がん率を上げてしまう。

CT検査はX線解析の300倍の被曝量。

被曝を避けて生検
—>即死の場合もある。
注意:本書ではじゃあどうすればいいのか?の提案なし。

がんだと診断されたら
—>そのままそこで受けるか。
別の病院にするかの2択。

再検査は断ろう。
一度検査を受けたら必ず画像やデータを全てもらっておくこと。

ステージIの肺がんの場合
その時元気なら、手術なしで、5年後90%は生存。
手術あり、80%生存

サンキューノート

実は老衰はない。
—>病名をつけて治療すれば医者は儲かる。

食事はひとつの食材を継続的にずっと摂らないことが大事。

疑問:
疑相関を見てるデータもありそう。
1日の塩分摂取量が低すぎ、高すぎは死亡率を上げるというデータ。
そもそも、塩分を取らなすぎ、取り過ぎは、食生活の偏った人が多そう。
ただグラフの非対称性は気になる部分。

(Lancet 1998;351:781)

BMIに関しても同様の非対称性が表れている。

人口比に起因したものなのか?

スクワットをしましょう。

免疫力を謳う、ヨーグルトとかはウソ。
サプリも同じく。
あんまり気にせず、食べたい時に食べよう。
毎日そればかりはだめ。

特に中高年は
なんでもないのに、病名をつけられてしまう。注意せよ。
安田大サーカスのクロちゃんの医者への振る舞い、実は正しいのかも?

元気でご飯が美味しいときは、
長生きするために病気を早期発見する
という考えを捨てましょう。
問題がないのに医者に行くなということです。

#読了日
22/08/06

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