【本紹介】益川敏英:僕はこうして科学者になった
□紹介する本
僕はこうして科学者になった 益川敏英自伝, 2016/7/25
[著]益川敏英
□感想
益川先生は結構自分勝手な人だなと感じた.
これは,決して良いとか悪いとかではなく,
人生はそう生きてこそ,自分の時間をたくさん作れると思う.
英語を完全にシャットアウトして,やらなかったようだが,
結局,益川先生はそれによる後悔もあるようなので,
苦手,やりたくないから完全にやらないっていうのはよくないみたいだ.
益川先生は会議などで,たくさん発言を行い,
存在感と議論での主張の強さで,
どんどん上の職へと上り詰めていったようだ.
→
自分も益川先生のようには行かずとも,
少なからず,何か質問や意見などがあれば積極的に発言をしていくようにしたい.
そうでなければ,その会議,セミナーにいる意味がほとんどないと思う.
広中先生の本でもあったが,
ひたすら,質問をしたり,議論することで,勉強,研究を行っている人もいる.
米国などではどんなばかげた当たり前の質問でもどんどん行って,
それを行っているうちに,しまいには教授などになった人もいるようだ.
教科書も多少は読んでいたようだが,
質問,議論がメインの学習法になっている人もいるという現実.
→
怖気づくことなく,
積極的にどんなバカな質問でもいいからとりあえず,してみよう.
たくさん質問すること.
失敗する権利がある.
失敗するための場所.
失敗を避けるための小手先の力を学ぶ場所じゃない.
失敗をしてもくじけない強さ,
失敗をしても次にどうするかを学ぶための場所.
□参考
生きること学ぶこと, 2011/5/20
[著]広中平祐
僕はこうして科学者になった 益川敏英自伝, 2016/7/25
[著]益川敏英
#読了日
17/05/11
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