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言葉で相手の心を震わせて、相手の心で私の魂を震わせた記憶を私は忘れることができない

私は長い間自分の頭の中が
消化不良を感じていて
それがなぜかわからなくて
苦しかった。

あの人といた時は
こんな消化不良がなかった。

感じたこと、考えたこと
起きた出来事
毎日たくさん話した。

目で見たこと、直感的に受け取ったこと
耳で聞いたこと
それを言葉にして相手に伝えた
伝えているときに
時に化学反応みたいなことが起こる。
私の本当の気持ちに気づくことがあったり
思いもよらない方向で気づきを見つけたりと。

私はその化学反応が大好きだった
その人と起こす化学反応が本当に好きだった
心が震えるような時間だった
魂の奥から湧き上がるような
そんな感情を一緒に味わった
そんな気持ちだった。

その人としか私はそれを
経験できないのではないかと
長年悩んだ

誰かと心を通わせて
魂が震えるような会話ができないと
私はそれを経験できないと思っていた

もちろん自分一人で感じるんじゃなく
誰かとそれを感じられたら最高だ

だけど結婚した今の私には
限られた世界を感じている

私の言葉が相手の心を震わせて
それを受け取った相手の心が
私の魂を震わせた。
そんな世界を私は愛していた。

愛に賞味期限はあるのだろうか?
与えることも
もらうことも無くなったその愛は
そこで終わりなんだろうか
私の心では
まだ生き続けている気がする


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