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技術を磨いている人に話を聴いてもらう

誰かと一緒に仕事をしたり、ボランティアをしたり、ワークショップを企画したりするときに、誰と組むかは大事になる。

「ともに力を合わせる」、「お互いがやりたいことを尊重しながら、目的に沿って進める」のは、簡単ではないからだ。

研修などで聞こえてくるのは、「ここではなぜこんなに話しやすいのだろう」、「このメンバーでは、こんなにコミュニケーションがうまくいくのに、職場に戻るととたんに難しく感じるのはなぜだろう」など。

研修といってもそういう声が聞こえてくるのは、いろんな組織の方が混在したときである。つまり、同じ組織内での研修では「言いたいことを調整して発言している」方がほとんどではなかろうか。

近い距離にいる人の方が言いたいことが言えないのだ。気を使うし、空気を読んでの表現になる、ということだろう。

何がそうさせているのか。
組織の風土や雰囲気、力の差がある役割においてのマネージメントの様相、関係性など、様々あることは想像に難くない。

人間関係で悩み、それを抱えて仕事を続けるのは大変なことで、場合によってはエネルギーが枯渇し、深刻な状態にもなりえる。

活躍しているふうに周りから見えたとしても、本人の心情はきいてみないとわからないことがある。きらきら場面だけで理解したつもりになるとコワい。

いつもグチばかりだと聴く方はちょっとつらいこともあるが、お互い様と割り切って、グチを聴いてくれる人を確保し、自分なりに言葉にしてみる時間を大切にしたい。

もし、友人には話しにくければ、きちんと学んできているカウンセラーを探してみることも一案だと思う。

ナラティヴ実践協働研究センター ナラティヴ・カウンセリング・センターhttps://npacc.jp/

NPACCさんは、専門家としてのカウンセラーが実践のための学習をする場を提供している団体。
丁寧な姿勢は「人への敬意」の表れのように感じる。


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