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全部自分なのに、ね

今夏、体調を崩して、仕事を交代してもらうことと、逆に交代する経験をした。
責任を持って仕事をしているのだから、簡単に交代をお願いすることはない。それでもお願いをしなければならない状況が起きた。
そんなときにも頭はさえ、想定していたあれやこれやを変更しなければならないことへ思考は傾く。
自分はぴっちりとスケジュールが埋まるような多忙な人ではない、と自覚していたのに、予定が変わることで誰に連絡をしなければならないか、何ができなくなるか、リスケが必要か、何をいつまでにリカバーしなくてはならないかと考えることがあれこれあることに気づく。
いろんなことを同時にしていて、それがフィールドの違う取組であることを改めて理解した。
人が生きていくうえでは、いろんなコミュニティや集まりや仕事場で、それぞれの立場や役割を持ちながら、その場面や関係性で多様な自分を存在させていることに気づいた経験だった。

どのような役割でも、場面でも、自分であることは変わりない。
それでも場に応じて振る舞う自分の姿も様々である。
凹むことも、喜ぶことも、それぞれのコミュニティや仕事場によって違う。
全部自分なのに、違いがあって、おもしろい。

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