人生が変わる、「存在承認」という魔法
あなたのコミュニケーションはどうですか?
こんにちは、小島です!
先日、娘がこう言いました。
「私、一人っ子でよかった!」
小さいときは
きょうだいが欲しいと
言ってたから、
あまりに意外な言葉。
え、どうした!?
聞けば、
一緒に下校するお友だちには、
年の離れた
双子の弟がいるんだそう。
お父さんは
片方の弟が大好きで、
お母さんは
もう片方の弟にデレデレ。
だから、
「私には誰もいない・・・」
「自分の部屋がほしい」
早く大人になって
「一人暮らししたい」と
言ったそうなんですよ。
もちろん、
この話を聞いた
ほとんどの大人はこう思うでしょう。
「気のせいだよ~、
弟たちに手がかかってるだけじゃないの?」
って。
でも大事なのは
そうした解釈うんぬんより、
本人が「家に居場所がない」、
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と感じていることなんですね。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
というわけで、
今日のテーマは《存在承認》について。
最後までお読みいただくと、
今より少し、
人の話を「心から聞ける」ようになります。
「「「
ずいぶん前ですが、
電車でこんな母子を見ました。
幼い子供がお母さんに
一生懸命に話しかけているのですが、
お母さんはスマホから
目を離さず、
ずっと生返事を
くり返していました。
だから子供は余計に
「ねぇ、ねぇ」と話しかけるのだけど、
お母さんはずっと
スマホをいじったまま。
何だかその姿が
とても不憫に見えて、
20年くらい経ってるのに
目に焼き付いています。
・・・
ちゃんと取り合ってもらえない、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
って、さびしいですよね。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こういう経験を
しょっちゅうしていると、
もしかしたら
そのうちに、
関心を向けてもらうことを
諦めてしまうかもしれない。
話しかけても無駄だなって。
もしくは、
何とか関心が欲しくて、
見てほしい、聞いてほしい、
という衝動が止められなくなるかも。
私たちは・・・、
というか私たちのエゴは、
人からの関心を欲しています。
「みんな、離れ離れ」
という感覚が根付いているので、
ひとりぽっちの不安を
何とかしたくてしょうがない。
人から見てもらったり、
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話を聞いてもらえると、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
その「離れ離れ」の
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
心もとなさは一時的にですが
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
やわらぎます。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「みんな、つながっている」
という感覚を取り戻せる。
だから、
私たちは他者から
ちゃんと関心を向けてもらえると、
安心するし、うれしい。
「君はここにいていいよ」
というメッセージをもらえるからです。
「「「
あなたはふだん、
どんなコミュニケーションをしていますか?
自分がどんなふうに
人と話し、人の話を聞いて・・・、
というのは
なかなか自覚できないものです。
人との会話を
録音したものを聞いたりすると、
え、私って、
こんな声で、
こんなトーンで、
こんなふうに話し、
相槌を打ち、
返事してるんだな~、
ってびっくりすることがある。
それくらい、
私たちは自分のコミュニケーションに
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
無自覚なんですよ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ですから、
子供から話しかけられても
生返事をくり返す、
なんてのも
決してワザとじゃない。
ただ、気づいてないだけ。
その無自覚が、
ときには人の一生に影響を及ぼします。
関心がおろそかになって、
「私、いてもいなくても
いいんじゃないか・・・」
と思わせてしまうこともあるから。
「「「
ネットニュースのあるコメント欄に、
いいこと書いてるな~、
って人がいたんですね。
たしか、親と子の関わり方について
の記事だったのですが・・・。
「「「
誰だって、
関心を持たれたいものです。
誰にも構ってもらえないと、
自分には価値がない、
って思うかも。
いても、いなくてもいいのかな、
って不安になる。
でも、ちゃんと
関心を向けられたなら・・・、
それだけでも、
自信と安らぎが得られます。
おまけに
心の共鳴、
分かってもらえた、
という心のつながりも。
関心を寄せるというのは、
話の内容に耳を傾けるだけでなく、
/
全身で相手の存在を感じること。
\
それが、「心で聞く」
ということです。
これは意識の使い方に
ちょっとしたコツがあるのですが、
・・・
まずは簡単に
今すぐできることを一つ。
話しかけられたら、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
手を止めて、スマホから顔を上げる。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
たったそれだけで、
目の前の人の顔は輝きはじめます。
「私はここにいていいんだ」
という存在承認になりますからね。
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