2017.11.9 【子どもの視力と親の覚悟】

*以前作成したブログをnoteに移動しています。

今日の日経新聞・くらし面を見ていたら、子どもの弱視についての記事がありました。
最近、知人のお子さんに、就学前健診で極度の遠視(弱視かな?)があることがわかって、なんとなく他人事ではないなあと思っていたところでの、この記事。しかも、就学前健診時での発見では、治療に間に合わない可能性が高いとのこと。気づくチャンスはなかったのかな?とちょっとショックです。

その記事の横のコラムには、約40年間(ほぼ私の人生ですね)で、裸眼視力が0.3未満の小学生の割合が3倍に増えたとありました。
遺伝的な要素の他に、環境因子、例えばゲームやスマートフォンの普及が影響している可能性があるとのこと。
(もちろん、ゲームやスマホを使わない環境にいても、弱視や近視になるお子さんもいらっしゃいます。)
近視を抑制する手段としては、屋外活動が有効とのことでした。

そして、なぜ、「親の覚悟」か。

次男が通う幼稚園の副園長先生とお話ししている中で、2歳児の親子クラスで持ちかけられる相談の中に、
「スマホを見せないと、ご飯を食べてくれないんです」
というのがあって、唖然としてしまったと。

小さい子だから、自分から見たいと言ったではなく、おそらく最初は親の事情で見せたのではないか?と先生が推測すると、
その方は、「法事があって食事中おとなしくしてもらうためにスマホを見せたのが最初」と答えられたそうです。

そう。スマホを見せるのはとても簡単なこと。そして親にとっても、子どもが静かにしてくれるから都合が良いこと。
でも、子どもは、この時が特別で、家ではダメということが理解できないです。

だから、最初から見せない。そのためにどうしたら良いか、親が一生懸命、頭をひねる。
絵本を持って行ったり、好きなおもちゃを持って行ったり、荷物が増えること覚悟する。
そして、会場で走り回ったらどうするか、その場を離れて走り回れそうな廊下とか、広いところで遊ばせるとか、親が体を張る覚悟。親は食事ができない覚悟をする。

我が家では・・・
私が、新しい機械が苦手なこともあり、ずっとガラケーだったため、子どもたちはスマホに触れられず。
しかも、帰省するのに電車を乗り継ぐこと5時間。飛行機を使っても4時間はかかりました。
その間をどうするか。
日頃から絵本の読み聞かせをして、お気に入りの何冊かを持って行く。
お気に入りのおもちゃを持って行く他、シールブックなどを新しく買って、車内で遊ばせる。
お昼寝の時間に合わせて列車を取る。列車に乗るまでに、駅のコンコースなどを走らせる。
など、たくさんの工夫をしてきたつもりです。そして、周りの人の温かい心遣いに助けられて、乗り切った、かな?

何事も、始めが肝心。そして、初志貫徹する親の覚悟。
それが、子どもたちの健康を守る、、、、
と信じてます。

と、格好良く書きますが、・・・今は、ipadもテレビも見たがって仕方ない我が子たちです。
なんとか、時間を決めたり、見る内容を相談したり、時にバトルしながら頑張っていますが、子どもたちの方にも知恵がついてきて。
だから、やっぱり幼児の時にどれだけ子どもの健康を守れるか、ですよね。

日経新聞の記事は↓ 
*本日の記事は見当たらず、日経DUALにしばらく前に掲載された記事をシェアします。
https://dual.nikkei.com/article/090/45/

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