帝京大学の偉業 帝京対天理を振り返る

昨日ラグビーの大学選手権準決勝が行われ、決勝のカードは10年ぶりに帝京が決勝にいない天理対明治というものになりました

準決勝はどちらのカードも熱かった!

タレントぞろいの早稲田対明治
外国人選手を擁する天理帝京

それぞれのカードでそれぞれの大学の特色が出たいい試合だったと思います

ただ帝京は天理に敗れたことで連覇の記録は9で途絶えることとなりました

でも、帝京の9連覇ってすごかったんですよ、って話

試合を振り返る

帝京対天理、注目したのは天理のディフェンス
本当に低くていいタックルでした

帝京が大きなゲインをきれず、唯一ビッグゲインをきれるのがFBの竹山
FWの縦縦がうまくゲインできないことで手札が減っている印象でした

あとはスクラムも勝敗を大きく分けることになったと思います

天理ボールでのスクラムのほとんどが帝京のペナルティ
天理としてはすごく楽だったと思います

一方で帝京はなかなか突破ができず、2,3人目のフォローも遅れるなど普段の帝京らしからぬプレーが多い印象でした

帝京も劣勢になるイメージが経験できていなかったのかなぁ…と

外国人選手の出来で語られるかと思った試合ですが、実際はチームとしてのパフォーマンスに差があったゆえの結果ではないかと感じます

連覇することの凄さ

帝京の連覇は9で止まってしまったわけなんですが、9連覇ってほんとにすごいことだと思うんです

4学年という限られたプレーヤー層の中で、そのプレーヤーも2回完全に入れ替わるくらいの期間を大学トップで走り続けることの凄さ

もちろん有望な人材が帝京を目指し、帝京に入部しているということもあると思いますが、何よりも人材育成力に優れているのではと感じます

医学部との提携、4年生が雑務をこなすことなど、様々なことが話題にに上った帝京大学ラグビー部ですが、その強さは一度の負けでは揺るがないものではないかと思いました


帝京大学、天理大学両校の選手、お疲れさまでした!


やっぱりラグビーって面白い!


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