ひまわりが咲くころに
早咲きのひまわりの季節がやってきました。
高知のとある、田舎町で20年以上ひとりでこの広大な土地でヒマワリを咲かせている、
本業はネギ農家の、おっちゃん。
今年で70歳になるそうだ。
しかし、この長い道のりを歩むにしても苦労は絶えないようだ。
人気のある目立つ存在になれば、なるほど叩かれたりバッシングや誹謗中傷もあったようで、
『今年は、もうしない!』
と、おっちゃんは言っていたみたいだけど。
そこは仲間のチカラを借りて問題を解決して。
今年、晴れてひまわりを咲かすことができたのだ。
今では高知では有名になった、このひまわり畑。
しかし、これも
おっちゃんの大事な田畑をトラクターで耕して
知り合いの苗屋さんからタネやら肥料を買って、
ほとんど自腹に近いカタチで毎年やっているのは、並大抵のことではない。
しかも、今年はコロナ禍でバイトも雇えず1人で接客もして本当に忙しい。
大々的に宣伝しなかった今年。
それでもお客様はいらしてくれて。
記念写真を撮って、
笑顔で嬉しそうな顔をみては
喜びをかみ締めている。
来年もまた、ひまわり畑が見られるかは分からないけど。
こんな風に地域の人が頑張ってくれているおかげで私たちは当たり前のように、こうやって写真を撮ったりヒマワリを愛でたりして楽しむことができている。
おっちゃんがいなくなったら、
もう見ることができないヒマワリ畑。
今年も素敵な景色をありがとう。
突発性難聴の後遺症と向き合いながら社会生活をしています。聴力障害あり。趣味のカメラと、わたしの生きたしるしを残しています♪