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許してOK!ニュージランドで教えてもらった仕事終わりの過ごし方

皆さんこんばんは^^
今日も一日お疲れ様です。

今回のテーマは「仕事終わりの過ごし方」
もともと休むことが得意でない私が(今でも勉強中。笑)休むことに対する価値観が変わったのは紛れもなく海外での生活が大きいです。

気候が移り変わり、体にも負担がかかりやすいこの時期。
“休む時間を許せるきっかけ“ そんな記事になったら嬉しいです。


私は日本で看護師の仕事を4年間したのち、ニュージランドで1年半生活していました。忙しい職場であったこと、もともと家にいるのはあまり得意でなかったため暇さえあれば夜遅くまで出かけたり、弾丸で旅もよく行っていました。

これはニュージランドでの最初の3ヶ月、ホームステイをしていた時のホストファミリーのお話しです。

ホームステイ先はkiwi(ニュージーランド人の事をkiwiと呼びます)。
私が学校から帰ってきて、大体家族みんなが集まるのは18時ごろでした。

ほとんどの日、早く帰ってくるお父さんが料理を作ってくれます。
ファザーもマザーも共に忙しい時はテイクアウトでした。

「今日は遅いからね、買ってきた」二人でそんなやりとり。

遅いと言っても18時。「日本だったら早いけどなぁ」なんてぼんやり。
それに私は「節約節約!」だったのと、「ご飯は作ることが当たり前」と思っていたのでほぼ買いませんでしたし、買うことをどこか許せないと思っていた自分もいた気がします。

ある日の夕食^ ^
野菜メインの炒め物と下にご飯が入ってます
美味しかった〜


手早く準備をして、その日家にいるメンバーで集まってご飯を食べます。
食べている途中は今日あった出来事をそれぞれに話しながらご飯。

家族と集まってご飯を食べることは、私の家では平日は特にほぼなかったのでなんだか新鮮でした。加えて出来事を家族に話すこともそんなにしなかったので、なんだかいいなぁと感じました。


食べ終わったあとは、日によって子供が交代でお皿洗いをします。

日本だと“親が洗い物をする“それがなんとなくのイメージですが、子供(中学生)が当たり前に家事もする、ここも新鮮でした。確かに家族だもん、もっと助け合って生きていいのかなと思いました。


他の家族はテレビがある部屋に集まって、テレビを見たりNetflixを観たり。
日本は自国のドラマや番組が多いですが、ニュージーランドならではの番組は少なかったイメージ。
どんなものを観ているのかなぁと気になって一緒に観ていたのですが、内容は“ファームのおじいさんがお話ししていて、その後ろを羊が走っている“
そんな番組をぼんやり観ていることが多かったです。笑 平和。

そして交代でシャワーを浴びて、21〜22時ごろに眠っていました。


この生活が合う、合わないとそれぞれの意見はあると思うのですが
私が感じたのは“平和“”時間や心に余白がある“”理想的だなぁ“でした。

私の日本で仕事終わりの時間は、ご飯を作って、食べて、洗い物をして、勉強して、お風呂沸かして、お風呂入って、寝て・・。一人暮らしをしていることもありますが、とにかく何かをしていたような気がします。

何もしていない時間やぼんやりとした時間は許せなくて、携帯を見てぼんやり過ごした後には罪悪感を感じることもしばしば。そして気持ち的にもちょっとイライラしたり、凹んで「まぁ寝る準備をするか」みたいな、そんな日々でした。


ただニュージランドで生活をして、
“忙しかったらテイクアウトでOK“
“家事は家族で交代で“
“ぼんやりテレビを見る時間“
それも全然ありだよなぁと。

日本だと罪悪感を感じてしまうことへ感じていないことが、日本との違いだと思いました。そして家族みんなで過ごす時間があることが、素敵だなぁと感じました。
そもそも時間の流れや、何を生活の中で大事にするのか、仕事に対する考えも違うのも大きいけどね^^


だけど一歩日本の外に出てみれば色んな“OK“がある。
そんなことが少しでも多くの人に伝わると嬉しいです。
そして少しずつでも“OK”を出せる自分になっていきたいし、そんな方々が日本に増えるといいなぁなんて思いました。


今日は土曜日、家族とゆっくり時間をお過ごしてください。
素敵な夜を^^


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