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お肉好きな私のボロネーゼソースの作り方

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料理教室でこのボロネーゼのレッスンをすると、お野菜の少なさに驚かれます。

ボロネーゼは刻んだ野菜を使うので、色んな野菜を入れて、ヘルシーさと冷蔵庫の始末を兼ねていき、最終的にはそのご家庭オリジナルのソースになっていくようです。
私も子供に悟られないように、限界まで野菜を入れちゃう時も。

もちろんそれも美味しいのですが、たまにはこんなお肉の煮込み料理としてのボロネーゼはいかがでしょうか?
写真が多くて難しそうに見えるかもしれませんが、
ひき肉焼く→別の鍋でお野菜火を通す→合わせて煮る、というだけです。
家でこのソースを作れたら、心も舌も大満足ですよ。

お肉好きのためのボロネーゼソース

・牛赤身ひき肉    500g
・塩、黒胡椒           小さじ1/3
野菜は全てみじん切りにしておく
・玉ねぎ       4分の1個(約50g)
・にんじん      3cm(約20g)
・セロリ       太めのスティック2本(約15g)
・にんにく      1/2かけ

・赤ワイン      1カップ
・塩         大さじ4分の1強
・ホールトマト    1/2缶
・ローリエ      2枚
・オリーブオイル   大さじ2
・パルミジャーノレジャーノ   

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(調理時間 約1時間)


フライパンにオリーブオイルを薄く敷き(分量外)中火〜強火にフライパンを温める。
牛ひき肉500gを入れて焼き付けます。必ず焦げ目がつくまでいじらず放っておきます。
大きなハンバーグを焼いているイメージで。

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カリッとした焦げ目がついたらひっくり返す。

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両面に焦げ目がついたらほぐします。ぽろぽろとさせる必要はありません。
軽い塊が残ってて良いです。塩、胡椒小さじ1/3を入れます。
お子様がいるご家庭は胡椒は少なめか、無しにしても大丈夫です。

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油が透明でジュワジュワと出てくるまで焼きます。

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全ての野菜は、細かくみじん切りにしておきます。
オリーブオイル大さじ2を鍋に敷き、野菜を入れお塩一つまみ(分量外)を入れ中火で熱します。

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オイルが野菜全体にまわったら蓋をして弱火〜中火で熱します。
じっくり炒めても良いですが、蒸し焼きする方が早く熱がまわります。

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焦げ付かないように時々チェックしましょう。
こんな風に黄金色になり小さくなるまで、じっくりと火を通していきましょう。

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牛ひき肉と出てきた脂を分け、脂を捨てるか、拭き取ります。
この油分はお鍋に入れないほうが、味がすっきりします。
お安めのひき肉でも臭みがなくなります。

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牛ひき肉を野菜の鍋に入れます。

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ホールトマト1/2缶をつぶしながら入れます。

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トマトを潰すように、牛ひき肉、野菜を混ぜ合わせます。

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赤ワイン1カップを入れ、少し火を強め、ボコボコと煮立たせアルコールの香りを飛ばします。

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ローリエ、水1カップを入れます。

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塩大さじ1/4入れます。

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蓋を乗せ、少しずらした状態で弱火〜中火で40分煮込みます。
勢いよく湯気が出ていたり、チリチリと音がして、焦げ付きそうになったら、1カップごとお水を足してましょう。

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40分後の鍋の表面、お肉が表面から覗き、油が浮き少し水分が残っています。
今回はラザニアのため水分を多めにしています。
こってりさせたい方は煮詰めても良いです。その場合お塩も濃くなってしまうのでご注意ください。

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ソースにとろみをつけたいので、パルメザンを削って入れます。
コクとまろやかさ、とろみが付きます。尖った味も丸くなります。
好みで最後にシナモン、ナツメグを入れます(無くても十分美味しいです。)

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ボロネーゼの完成です。

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この日はラザニア。
ラザニアの広いパスタは水分を吸うので、ボロネーゼも緩めの仕上がりが良いです。
この日はベシャメル、ボロネーゼ、パスタの順番に重ねて最後はたっぷりのパルメザンチーズにフレッシュのイタリアンパセリを刻んで乗せています。

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煮込まれたお肉のほろほろ感が、たまらないです。
ワイン煮込みのような濃厚な香りです。

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甘いミートソースとは違い、大人のボロネーゼ。
ロングのパスタに和える時は、少量のソースでも満足します。

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私はラザニアや、ふんだんにこのソースを食べる時は蒸し野菜を添えます。
お肉のソースで食べると、口の中がフレッシュになり美味しいんです。

野菜を混ぜ込むのではなく、添える、という方法もなかなか良いですよ。


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