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私のお料理ノート

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作り方を詳しく解説しているレシピをまとめています。ご質問もお気軽にどうぞ。
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2020年4月の記事一覧

ぬま田海苔さんの初摘みミニ食べくらべを楽しむ

先日、ぬまた海苔店さんのコンテストに応募しました。 とってもありがたいことに、ぬま田さんより初摘みミニ食べくらべのセットが届き、本日満を持して夜ご飯に「おにぎりと海苔の会」を開く運びになりました。 お子様がいらっしゃるお家はご存知かもしれませんが、子供ってパーティをつけるとやたら喜びませんか? おにぎりパーティも例外ではありません。 しかし、今日のおにぎりは本気です。 なんせ憧れのぬま田さんの海苔があるんですから。塩むすびにするべきか、逆に具をぶつけていくか…。 そこ

電子レンジで作る卵のタルタル

皆さん、タルタルソースはお好きですか? 私は大好きです。外でフライの盛り合わせを頼んだ時もタルタルソースがついてるだけで嬉しくなっちゃいます。 でも、お家でフライを作る時に、作るのは面倒なんです…。 フライの衣付けで作業台は占領されているし、揚げ物でちょっと体力も気力も削がれています。 そこで玉ねぎ、ピクルス、ゆで卵をみじん切り…うーんもういいかと諦めることに。 今日ご紹介するのは、子供達にはこちらの方が人気な「卵だけのタルタル」です。いわば卵サラダ。 玉ねぎもピクルスもな

なんてことないのに止まらなくなる人参だけの唐揚げ

スーパーにも新人参が並ぶようになりましたね。 みずみずしく、火を通すと頼りなくとろけてしまう、この季節の人参が大好きです。 私が4月に、必ず作るのが人参の唐揚げです。我が家で大人気の副菜。 子供のお友達が遊びに来た時もおやつに出しています。 人参は皮もそのまま、切って、めんつゆに絡めて揚げるだけ。 焦げてしまったところもカラメルのように濃厚に甘い香りを放つのです。 口に入れると、カリッとした衣なのに、その後すぐにしゅわしゅわと溶けてしまう食感。 ああやっぱりもう1本揚げれば

お肉を茹でることで、肉出汁も2食分の料理も出来る

茹で豚の茹で汁は出汁になります、と書いたので利用法のご紹介です。 前夜、茹で豚を作ったら、出汁をタッパーなどに入れて冷蔵庫にしまいます。 そうすると冷えることによって、脂が白く固まります。 すぐ使わない場合は冷凍しましょう。 こんな風に茶漉しで十分ですので、漉しながらお鍋に移しましょう。 脂が抜けてスッキリします。 あとは適当に香味野菜(お葱、玉葱、セロリ、にんじんなど)を入れて、煮ます。 とはいえ、お昼に簡単にであれば、お葱で十分です。 洋風に使いたかったら玉葱が良い

私の1番好きなおもてなし料理、焼き豚

我が家にお越しいただいた事がある方や、毎年ワークショップにいらっしゃる方は食べたことがあると思います。 私の1番好きなおもてなし料理、焼き豚です! 老若男女、皆が気に入ってくれる自慢のレシピです。 2月のお味噌教室の時も80歳近いお婆ちゃまがお気に召されて、レシピをプレゼントしました。 何が良いって、前日仕込んでおけば、食べる直前に魚焼きグリルかトースターで焦げ目を付けるだけ。 バタバタ焦らずにお客様と会話を楽しみながらお出し出来るのです。 ただ、今はこんな時ですからそ

旬を逃さないで、ほたるいか、新ジャガ、空豆

春になると淡い色を抱いた美しい食材が店頭に並び始めます。 野菜売り場には筍、山菜、魚売り場にも春の旬のもの。 旬のものを旬のものと組み合わせる。その贅沢さに心が浮き足立ちます。 大蒜を効かせたこのお料理も、いかにも春らしいですがパンチがありお酒が進む味です。 ほたるいかは調味料のように味に深みを与えてくれるので、味付けはシンプルにお塩だけで美味しいですよ。 (材料) 新馬鈴薯 3個(約300g) 空豆 約60g、20こ以上(さやから取り、薄皮をむいておく、生のままで大丈夫

茹で豚、何も考えずに作れて元気をくれる料理

あーもう夕方かーご飯作りたくないなあって思う事ありますよね。 毎日作っているんですもの、そんなの当たり前です。 メインを決めて副菜決めて、汁物考えて…。それを毎日毎日! 偉いです。皆さん、本当に偉い。 レシピを探してみるも、あー分量計るのさえも面倒くさい… そんな時は茹で豚です。これの出番です。 良い豚バラに出会ったら、1つはベーコン、1つは茹で豚! そして、巻く葉っぱも買い物かごへ。 サニーレタスでもサンチュでも良いです。エゴマの葉でも大葉でもなんでも良いんです。一緒に買

野菜で野菜を食べる人参ドレッシング

普段、ドレッシングは作り置きも買い置きもしていません。 作り置きしていたらいつの間にか忘れて冷蔵庫の奥から出てきたり、話題のドレッシングも美味しくてちびちび使っていたら賞味期限が過ぎてしまったり、塩梅がどうも下手なんです。 しかし、このドレッシングは新人参と新玉葱の季節に毎年食べたくなり、幾度となく作っては食べ切り、また作っています。 簡単なことと、野菜で野菜を食べていることが自己満足につながっているようです。 (材料) 人参 中1本 玉葱 1/8個 砂糖 小さじ1、1

筍のお料理20品!今年こそ作って欲しいから

義実家筍より筍が届きました。例年なら掘りに行ってるところですが…ありがたい。 めいいっぱい今年も筍味わいましょう! 私の筍のお料理日記にどうぞ少しお付き合いください。 この皮の美しい色が好き。お鍋に入りきらないので、皮をむいて茹でます。米ぬかと昆布とお塩。半日茹でています。 では、毎日の筍の記録をどうぞ!お料理は全て茹でた筍を使っています。旬が過ぎても水煮で作れます。 1.茹で筍お味噌、マヨネーズ、お砂糖、全て大さじ1ずつ混ぜたタレで。大人はこれに少し豆板醤を混ぜて

素晴らしく美味しい野菜のポタージュ

無くなった鍋に指を突っ込んで沿わせて、その残骸をすくって舐める息子。 お行儀悪いわよとたしなめながら、内心喜ぶ私。 あるレストランで「野菜のポタージュです」と出され、あんまり美味しくて何のお野菜を使っているのか教えていただき、早速作ってみました。 すると、もう家族で取り合いに。海老のビスクほどの濃厚で味わい深い、お野菜だけのポタージュです。 (材料)バター15g 玉葱  1個 しめじ 1/2パック 馬鈴薯 2個 トマト 2個 水  半カップ 牛乳 2カップ 塩  小さじ1

最近、1番好きな胸肉レシピ、ローストチキン

オーブンからの香りもご馳走! それくらいこのローストチキンは焼いてる時、リッチな香りがするのです。 これを作っている時はいつも鼻をクンクンさせています。見た目は地味ですがぜひ、胸肉好きには作っていただきたい! これを作る時の私のタイムスケジュールですが 胸肉買ってくる。冷蔵庫にしまう前に漬け込んでから、冷蔵庫。 次の日 15時  冷蔵庫から出す 16時 焼き始める 17時半 焼き上がり こうすると、食べる日の夜ご飯に間に合います。  ローストチキン (材料) 鶏胸肉

我が家の海苔レシピ 葱味噌の手巻き

先日、ぬまた海苔さんのこんな記事を読みました。 以前から、ぬま田さんの海苔がとても気になっていて、それは和樂webでこの二つのリポートを読んでいたからでした。 お台所にあったら見るたびに嬉しくなってしまうくらい、パッケージのデザインもきれいで爽やか。 海苔って食べ比べるとそんなに違うの…? 私は違いわかるかなあ。 そんな時に見つけたぬま田さんの#我が家の海苔レシピコンテスト。私のおすすめのレシピもご紹介させてください。 葱味噌の海苔巻きです。 (材料) 万能葱30g

なんにでもかけたくなるパクチーオイル

先日、近所の直売所で買ったたっぷりのパクチー。 おじさんが今とってきたよー!と、ちゃんと綺麗に根っこごと。 嬉しくて買ったものの、うちでパクチーが好きだったの私だけだった事を忘れていました。 子供の時も家族の中でパクチーを好きなのは私だけ。その頃は香菜と呼んでいたけれど。中華料理屋さんでミル貝の味付けにたっぷり添えてあると、訪れた事もない異国の香りにうっとりしたものです。 1度で食べきれる量ではないので、オイル煮のようなソースをイメージしてお料理してみました。 (材料)

たとえ片手間でも作れるローストビーフ

小さい頃から、クリスマス、年末のローストビーフは私が担当でした。お肉の塊といえば私だったのです。 家族の期待を背負っているので失敗は許されません。 大蒜をすりおろして、撫でまわし、ワインに漬けてみたり、お鍋で作ったり、湯煎したり、オーブンで焼いたり、毎年良いと思われる色んな方法にチャレンジしました。 火の通りを考えると、スライスする瞬間まで毎回やきもきしました。 そして、ある時気付いたのです。 そもそも年に1、2回しか作らないから、こんなにブレるんだと。 特別な時でなくとも