やっぱりアクティブだった「大人のStay Home」（撮影エピソード）
今年の冬から春にかけては、
様々な世代のおうち時間をテーマに撮影をしてきました。
その最後の締めくくりとなったのが、シニア世代の今の暮らし。
数年前から「アクティブシニア」が注目を集めています。
スポーツジムに通ったり、旅行を楽しんだり、
もちろん仕事も続けていて、趣味も多種多様。
そのシニアたちは、今、自宅でどう過ごしているのか？
スタッフの家族や周りの知人の話を聞いてみると、
やっぱりアクティブだったのです。
今回は、リアルなアクティブシニア夫妻にモデルをお願いして、
自然体で表現していただきました。
歳を重ねるのも悪くない。
ステイホームも悪くない。
そんな風に思っていただけたら嬉しいです。
仕事もする
リモートワークは、現役会社員のことだけではありません。定年後も苦手だったパソコンワークを克服し、自宅で環境を整えて仕事をしているシニア達が増えています。デスクワークがとても様になっているモデルさんですが、実際のご職業は料理人なんです。普段、立ち仕事をされているせいか、背筋がすっと伸びた姿勢が、若々しさの秘訣なんでしょうね。
ショッピングもする
なかなか買い物にも行けなくなっている今。これまでちょっと抵抗があったネットショッピングも始めるようになったという方も多いようです。私の母は、インスタグラムで気に入ったブランドを見つけ、洋服まで買うようになりました。下の写真は、次のシーンの出番待ちをしていたキッズモデル。傍で自由に遊んでいるうちにフレームイン。よく見たら顎にマスクが・・。これも自然体な1枚です。
孫にも会う
シニア達にとって、今一番辛いことと言えば、遠方の孫に会えないことではないでしょうか。でもこの1年でビデオ通話が手軽になりましたね。下のシーンでは、現場で画面を繋ぐ時間が無かったので、後で合成することにしたのですが、はめ込み用の写真を当日撮るのを忘れてしまいました。そこで採用したのがオーデイションでのショット。この屈託ない表情が、彼に決めた大きなポイントでした。
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今回モデルを務めていただいたご夫妻とのご縁は、ディレクターのお母様が繋いでくれました。以前にも別企画でご参加いただいた経緯もあり、3年半ぶりの再会でしたが、とても気さくなご夫妻なので、撮影前もご自宅で楽しく衣装合わせをさせていただきました。普段から運動されていることもあり、お二人ともスタイル抜群で、用意していた衣装がとてもお似合いでした。
実は本企画で特に拘ったのが、衣装と小道具です。
日本人シニアのストックフォトって、無難な服装が多いと感じていて、一方、海外はというと、ビビッドカラーや柄物、大ぶりのアクセサリーを身につけた素敵なシニアの写真がたくさんあります。今回の衣装では、シンプル、こなれ感、クールな雰囲気を心がけ、ショートヘアの奥様にはさりげなくイヤリング。いくつになってもオシャレをする気持ち、大切なものです。
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