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いつも写真ばかり見ている商品プランナーが伝えたい「自分たちの写真」のこと。【その1】

イメージナビのコンテンツ制作チームから、新商品のプランニングを務めたスタッフの想いをシリーズでお届けします。

サステナブルなビジュアルを追求中

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私たちはストックフォトのコンテンツ制作チームとして15年以上、企画から撮影までを行っています。

制作チームでは、一定期間で今後どういうコンテンツを作っていこうかと考えます。
私たちの作る画像コンテンツは、主に広告やメディアでご利用いただくことが多いので、そのビジュアルとして必要とされるであろうテーマを考え、いち早く撮影しておく必要があるのです。

そして2019年、私たちは「サステナブル」を大きなテーマとしていくことに決めました。

ちょうどその頃から、日本でもサステナブルやエシカルへの関心が高まり、
SDGsの取組や推進をする企業も増えてきていたという背景から、サステナブルなビジュアルが求められることが増えていくであろうということと、私たちが画像コンテンツを作る立場としても、ビジュアルを通して何か出来ることはないだろうか?と思ったのです。

また同時に私たち自身も、目の前で起こっている環境問題や様々な社会問題に対して、企画制作をしていく中で、しっかり学び、自分ごとにしていきたいと思いました。

動き出した撮影プロジェクトでは、写真そのものだけでなく、制作の裏側でも様々な場面で出来ることからサステナブルを意識するようにチーム全体で取り組んでいます。
(それについては今後記事にしたいと思います。)

そうして2年間撮り貯めたSDGsコンテンツを凝縮して、今回わかりやすくビジュアル素材集にしたものが「みんなのE」という商品なのです。

商品名に込めた思い

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「みんなのE」という商品名には、

みんなの地球《Earth》を、
みんなで環境に配慮《Ecology》し、
みんなが人や社会に優しい《Ethical》暮らしをする。

というメッセージを込めています。
3つのEから始まる言葉が1つに繋がり、支えあうようなイメージのロゴにしました。

何よりネーミングのポイントは "みんなの" というところです。

1つ目は、1人でも多くの方に共感してもらい、共感の輪が広がってみんなでSDGsを考えていけるようなコンテンツにしていきたいということ。

2つ目は、私たち制作チームが最も大切にしていること。それは制作に関わってくださる、全てのみなさんへの感謝です。
ロケ場所として施設をお貸しくださる方々、キャストとしてご参加いただく全ての方々、そしてまるで家族のように阿吽の呼吸となっている、スタッフたち。

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▲無事撮影が終わって和むキャストさんとスタッフ

1つのテーマを撮影するだけでもたくさんの方々に関わっていただき、支えられているからこそ、ここまで出来ているということへの感謝の意を込めての "みんなの" でもあるのです。

ビジュアル素材集にした意味

この「みんなのE」という商品化を考える時、何枚かの画像をまとめてパッケージ化するということまでは決まっていました。

その理由はシンプルで、写真をご購入いただく際の価値を下げたくなかったからです。

近年は無料のストックフォトも溢れていますが、先ほど触れた通り、「みんなのE」の写真はその1枚1枚の写真に、たくさんの方に関わっていただいた背景があります。

みんなの想いの詰まった商品なので、しっかりとパッケージ化して価値を感じていただけるような形でご提供したいと考えたのです。

では、どういう画像がまとまって買うことが出来たらお客様は嬉しいんだろう?と考えた時、画像検索の手間が省けて、納得していただくものにしたいと思いました。

大量の画像が並ぶストックフォトサイトから、それぞれのイメージに近い画像を見つけ出すというのは、販売している側の私たちでも、特集ページなどをまとめる時や、お客様からのオーダーをお受けした時など、相当な労力と時間がかかります。

なので、そこを少しでも解消出来るような、テーマが明確で内容が一目でわかる、"量より質" に拘り、30枚にキュレーションしたものが、「みんなのE」という商品です。

私たちの写真を通して、皆さんのSDGsの取り組みをビジュアル表現の側面からお手伝い出来たら幸いです。


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