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「with respect」医療従事者への敬意と感謝の気持ち(撮影エピソード)

昨年から、世界中が不安に包まれる中、
多くのメディアで目にしたのが、
医療従事者の方々が我が身の犠牲を覚悟しながら、
目の前の患者に立ち向かう姿です。

誰もが改めて、医療従事者への敬意と感謝の気持ちが
溢れたのではないでしょうか。

今回の企画では、
「医療」をどう表現していくかで、随分悩みました。
そんな時、たまたまテレビ番組で見た、
ある医師の姿がとても印象的で、
彼のような誠実で、親近感のある、
温かいパーソナリティーを表現したいと思ったのです。

いつも以上に拘ったキャスティング。
今回はそんなキャストたちをメインにご紹介します。

品格

ベテラン医師のイメージとして、私が感じていたのが品格でした。この方は、定年退職後、第二の人生を歩まれている一般の方です。初めてお会いした時も、仕立ての良いスーツに、上品なネクタイ、ポケットチーフを身に纏い、品を感じる第一印象でした。なので、今回のベテラン医師のキャストに真っ先に思いついた方でした。イメージ通り、白衣もお似合いで、品格漂う医師の姿になりました。

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親近感

素敵な医療従事者だなという方に出会った時に感じること、それは親しみやすさです。何でも相談出来るような近い距離感を感じると、心細い時にはとても安心します。今回の女性キャストはまさにそんな親しみを感じられるお二人にお願いしました。バリエーションには、介護シーンもありますが、手元の寄りのカットだけでも何だか自然と親近感が伝わるものになりました。

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優しい眼差し

今回の撮影を通して伝えたかったことは、医療従事者の”優しさ” だったのかなと今振り返って思います。それを特に表現してくれたのがこのモデルさんでした。普段からとても穏やかな方で、人間性が滲み出た眼差しをしています。この優しい眼差しでずっと見つめられていた、患者役の女性からは、自然と笑顔が溢れ、本当の医師と思っているかのように、お悩み相談をしている様子も微笑ましかったです。

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「with respect」全ての新作はこちらからご覧いただけます。

本企画では冒頭でも書いたように、テレビ番組で見た、ある医師の方をモデルにしました。大学病院の勤務医を辞め、訪問診療医として高齢者のお宅を駆け回り、常に優しい笑顔で患者さんと向き合う姿が印象的でした。その時同時に思い出したのが「Dr.コトー診療所」のドラマです。コトー先生をご存知の方なら、なんとなくわかっていただけますね。

このドラマのロケーションは離島でしたが、医療従事者や医療施設が、整っていない場所はたくさんあるのも現実です。

そんな「医療の届かないところへ医療を届ける。」ことをミッションに活動されている、特定非営利活動法人もあります。SDGsの理念にある「誰ひとり取り残さない」世界が実現出来るよう、アクションしていきたいですね。

Japan Heart
https://www.japanheart.org/

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