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チームIMADEYA‐ぷらっと7月試飲会‐

今回はどちらも同じ産地の同品種を使用したワインです。
これが本当に同じ、品種からできたワインなの?
と驚いてしまうほど、今、〇〇のワインは進化しています。
その中でも個性光る2銘柄をご紹介します。

それでは試飲スタート!

河内葡萄酒 KIEI スパークリング
カタシモ たこシャン 2021

全員
わ!色がぜんぜん違いますねー。透明に近い淡いイエローとイエロー。

スタッフK
KIEIの香りは透明があって、みずみずしい林檎、洋梨、ラ・フランス。

若手O
グミとかゼリー、透明なベールを纏ったお菓子のニュアンスがします!

スタッフA
品種由来の香りします、ラブルスカっぽい、デラかな?
爽やかでいいですねー。

K
たこシャンはトースト、バター、アーモンドの香りだね。

A
樽効いてますね。

O
KIEIの味わいは、爽やか~、で清涼感あふれるミントのよう。
滑走路をふわっと上がっていく感じです。

K
アタックは強いけど、余韻は軽やかね。

O
たこシャンは親しみやすい味わいします。

K
リッチでボリュ-ミー、だけどまあるい感じ。

O
たこシャンは時間が経つと、ワイン自体がソースみたいな味になってきたように感じます・・。

K
うまく樽をきかせた、ブラン・ド・ブランのシャンパンのよう、程よいバランスがこの価格で味わえるのは素晴らしいと思う。

M
食事は何と合わせてみたいかな?
たこシャンはたこ焼きと合わせて・・のテーマがあるからたこ焼き以外で(笑)。

O
バタートーストなんてどうでしょう。

K
魚のムニエルかな。

M
グラスも含めてどうです?

K
KIEIはフルート、結構冷やし目で、食前酒、サラダ。
たこシャンはボリュームグラスでやや高めの温度、ミートソース系と良さそう。

M
この飲み比べの面白いところは、どちらも同じく大阪のワインで、品種も同じくデラウェアなんです。

K
その対比は面白いねー。たこシャンの方はデラで樽聞かせてるなんて、品種わからないよね。

デラウェアの価値観が変わる飲み比べ二本!

【おまけ】テイスターAさんインタビュー

・KIEI
香りからラブルスカ、キャンディ、ライチのような・・、デラの特徴良くでている。
香りが気軽でいい、日本で嫌いなひといないんじゃないかな。

疲れたときに、とりあえず何も考えず飲みたい、生野菜に味噌つけて食べながら飲みたい。

香り系の品種は考えているときにいい。考えが鼻に集中して、悩み飛ぶ。
意識を他に持っていけるね。
ビールは香りにいかない、グビグビ言っちゃうから、香り華やかで気楽に飲める1本が家にあるのはいいよね。
そしてこれは後味の残糖感がいい、なのでやや甘やかなもろみ味噌に合うと思います。口に含むと軽やか、爽やか、程よいバランスでグット。

温度帯は冷蔵庫の温度で、足短いグラスがいいかな、こだわらない。
1日1、2杯飲んで、ガス抜けてもいいよねーって思うテンション、これが残糖感といい。
火使わない料理。野菜+味噌とタコスとか。
アサリの酒飛ばしに使いながら飲むのもいいよねー。料理にも使えちゃう。

・たこシャン
大阪のとある名店にて。
だし入りのプレーンのたこ焼きとシャンパンを合わせる組み合わせがあって、それが良いな、と感じた組み合わせでした。
日常とハレのモノの融合はいい。
香り系品種に樽を使うのは、たこ焼きのソースを意識しているのだと感じる。
それは、ソースに合わせやすい甘み、厚みを加える為。
そしてブドウの熟度高い感じがする、火の通ったジャミーな果実。
こっちはグラス大きめ、または白ワイングラスで。

温度帯はどちらも冷蔵庫で冷やしてから、その後はテーブル上で温度上げても、クーラーで冷やし続けても。ちょうどいいところ探して楽しんでみてください。


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