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【編み物#002】真冬のアウトドアで優勝したのは、自作のニット小物だった

生粋のインドア人間な私ですが、外は好き。アウトドアで、ごはんを食べたり本を読んだり手芸をしたりといったインドア的なことをするのは大好きです。夫の趣味がロッククライミングということもあって、ちょいちょい一緒に山や川で長い時間過ごしたりしています。

真冬のアウトドアといえば、防寒対策!!
服やホッカイロを駆使するのはもちろん、ファッション的にも防寒的にもポイントになるのが小物類。これまでは、THE NORTH FACEなどアウトドアブランドの小物類を使っていたのですが、今年は自分で編んでつくったアイテムたち(トップ画像にある、帽子、手袋、リストウォーマー)を持っていってみました。

結論から言うと、大正解!でした。「自分よ、なぜもっと早く持って行かなかったんだ!」と過去の自分に物申したいくらい。これまで、タウンユースの普段使いはしていたけど、さすがに山の中とか川の近くでは寒いかな・・と思って持っていかなかったのですが、よく考えたら、ウール100%でしっかり編み込み模様を入れているんだから、薄めのダウン小物より全然あったかいかも。風も通さないし・・。

具体的なあったかポイントとしては、2色の毛糸で編み込みになってるところ。編まない方の毛糸が後ろに渡っているので、実質二重になっています。1本編むよりもあったか度マシマシです。

ひっくり返すとこんな感じ。風も通さない!

同じく2色の編み込みにしてつくったのが、リストウォーマー。防寒対策の基本として、「首」をあたためろ!と言いますよね。首まわりはおわかりだと思いますが、手首・足首をあたためると、想像以上に良いです。末端の冷え対策にばっちこい。
リストウォーマーって、手袋や靴下と違って筒状に編むだけなので簡単なため、編み物では定番のアイテムなのですが、意外と売ってない。手が完全に自由になるし、結構便利なのにな〜。足が冷える時にはアンクルウォーマーとしても使えるし。編み物をはじめてみたいという方、リストウォーマーおすすめです!

手のひらの方に移動させれば、指出し手袋にもなる。

そしてニット帽。これは編み込みじゃなくて、1本の毛糸で縄編みをしています。糸を交差しながら編むと、立体的な模様が浮かび上がってきます。厚みが出るので、これもあったかい編み地です。
ちなみに、こういった縄編みの模様のことを「アラン模様」というのですが、アイルランド西部のアラン諸島で生まれた編み方で、模様のひとつひとつに意味や願いが込められているそうです。極寒の海へ出る漁師さんたちのために、家族が安全を願って編んだといわれています。

っていう、編み方もあったかポイントのひとつですが、このニット帽は折り返し部分を長めに編んであるというのが2つめのポイント。折り返しが多いとその分あったかいし、折りのラインを下げると耳が隠れるので耳当ても兼ねられるという。

耳もあったかい♨️

ネックウォーマーも持っていけばよかった〜〜!!と、後から気づきました(笑)次回は、編み込みのネックウォーマーをつくって持っていこうかな。絶対、今使ってる市販のよりあったかい・・!

自分の好きなデザインにできることはもちろん、「こういうのあったらいいのにな〜」という工夫ができることも、自分でつくることの魅力のひとつ。「買う」以外に「つくる」という選択肢があると、暮らしがとっても楽しくなると思います^^
ひろがれ!手芸の輪\(^o^)/

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